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天女座ができると決まってから、地元では「波田須に芸術家が来る」ということで結構話題になっていたそうです。でも、実際にはその「芸術家」は天女座のオープンに向けて軽トラを乗り回していたので、そのギャップにみなさんガクッときたとか。
波田須の皆さんとは、今では名前で呼び合うような仲になっていますし、天女座は地元の人たちのたまり場みたいになっています。
今、ここ天女座は地元の人の生き甲斐づくりにもつながっています。それまでは畑を耕しているだけだった人が、神楽に加わって他の人と交流できます。(※2004年7月に、地元の人たちと一緒に神楽を立ち上げ、各地で公演しています。)
もっとも神楽というのも1つの手段で、あの手この手を使います。要は、地元の人たちに天女座へ関わってもらうというのが大切なんです。これからも地元の人たちとの交流を大切にしていきたいと思います。 |
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波田須の人たちと神楽を立ち上げた矢吹さん、自ら獅子舞として出演されているとか。(画像提供:天女座) |
矢吹さんなりの「まちづくり」をされているわけですね? |
この地域への関わりと言うことでは、ハード面だけではなくソフト面でのまちづくりに取り組んで行ければと思っています。行政だとハード面の整備に熱心だったりしますが、実際にはソフトのないところに人は来ません。ソフトというのは文化と置き換えても良いと思います。
その点、私たちは自分自身がソフトなので、そういった取り組みは得意ですね。最近、地元の人たちと一緒に神楽を立ち上げましたが、神楽も昔から日本にある文化です。波田須にもあったようで、完全に復元できるわけではありませんが、そういったソフトで地元の人と交流を深めているわけです。
実際のところ熊野古道は道なので、地元に何もなければ歩いて帰ってしまうだけになります。そこにみかん狩りなどの体験、コンサート、神楽、そういったソフト面を加えないと、活性化にはつながりませんし、まちづくりにもなりません。 |
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