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美しい波田須の海が見渡せる、天女座カフェでお話しを伺いました。(画像提供:天女座)
矢吹さんがウェイトレスで出てきて、ビックリ・・・・。 |
全国各地をコンサートで回っているときに、「紀伊半島のどこかに住むことができれば」という思いを抱いていました。
2000年3月、ほとんど飛び込みで熊野市役所にお願いして、熊野の海や花の窟神社などを案内していただき、直感的に「ここだ!」と感じて京都からの移住を決めました。今のところは、ここで永住したいと思ってます。
花の窟神社や海を見てビリビリっときたのですが、以前から「誰も見向きもしないような場所、何もない場所」がいいなと思っていたのです。失礼かもしれませんが、熊野はその点でもばっちりでした。(笑) |
交通の便が悪いのは事実で、どこへ行くにも京都の頃に比べると1時間か2時間は余計にかかります。でも、それを補って余りある魅力がここにはあると思います。
私は「ヘンピな所でも、居心地が良ければ必ず人は来る」と思っています。その居心地の良さを作り出すために、熊野古道+楯ヶ崎遊覧+コンサート+宿泊(民宿)+昼食 をセットにしたツアーを企画しています。これは好評で、リピーターで来て下さる方も見えます。
私はミュージシャンなので、自分自身がソフトですよね。そのソフトに少し付け足して、居心地の良い空間・場所を作れば人を呼ぶことができると思います。
今のところ、年間3,500人のお客さんが天女座に来て下さいます。波田須の人口が200人くらいです。PR効果に換算すると、4億円くらいはあるんじゃないか、と言われています。 |
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工場跡の建物を改装してオープンした天女座。オープンまでの苦労話は、聞くも笑い、語るも笑い・・・。天女座カフェに当時の写真などが置かれていました。(画像提供:天女座)
当時の様子は、天女座ホームページでも見ることができます。こちら |
波田須に住んで、後悔は全くありません。京都の1000倍良いと思っています。
このセリフは、雑誌か新聞の記事にそのまま書かれて京都にも知られて、困ったこともありましたが・・・。(笑)
今の天女座での生活は、コンサート+CD制作+宴会の幹事役+カフェのウェイトレス+天女座の運営+熊野の海で泳ぐ+作曲・・・・・と、いったい一人何役こなしているのか?と自分でも思うくらいに盛りだくさん。京都にいたときはコンサート+CDだけでしたから、ずいぶん違います。これだけいろいろやって、よく時間が足りているなと自分でも不思議なくらいです。最近は、「波田須だけは一日が48時間あるんだ」と思うようにしてますけど。(笑)
熊野という土地からエネルギーをもらっているというのもあるんでしょうね、きっと。 |
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