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暑い夏、東紀州では雨も多いため熊野古道を歩くのも一苦労です。それでも暑い中を元気に咲く花も多く、楽しめる季節です。 |
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クマタケラン (熊竹蘭 ショウガ科 Alpinia formosana)
日本南部や四国南部、台湾に分布しています。背丈の高い植物で2mほどになります。熊野市では花の窟神社 境内左手に群生しています。
背丈が高いのと、葉が大きいのが特長なのですぐにわかるでしょう。開花時期は9月頃と聞いたのですが、2004年は7月に上記写真のようにきれいに咲いていました。 |
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ハマユウ (浜木綿 ヒガンバナ科 rinum asiaticum var. japonica)
別名ハマオモト(浜万年青)とも言います。関東より南の太平洋沿岸の砂地に自生しています。夏期に開花し白い細長い花をつけます。
花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)の祭壇横にあったハマユウを撮影しました。後ろに見えているのが花の窟の御神体です。 |
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ウバユリ (姥百合 ユリ科 Cardiocrinum cordatum)
百合の花の中ではかなり地味な色の花をつけます。名前の由来は花が咲く頃に根本の葉が枯れて無くなることから「葉なし」と「歯なし」をかけて「姥」にたとえたようです。7月中旬ごろ横垣峠の御浜町阪本にある「折山神社」周辺に多く咲いているのを見ることが出来ました。 |
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ヤブミョウガ (藪茗荷 ツユクサ科 Pollia japonica)
茗荷(ミョウガ)の名前がついていますが、ミョウガの仲間ではないようです。花の所に丸い実が付いています。これはやがて青い実となるようです。近寄ってみると不思議な形をしているのでじっくりと観察するのも良いかと思われます。こちらも横垣峠「折山神社」の周辺で7月中頃多く見られます。 |
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クズ (葛 マメ科クズ属 Pueraria lobata)
土手、斜面、線路沿いなど、町なかのちょっとした草むらでも普通に見かけるつる性の多年草。秋の七草のひとつで、名前からわかるとおり、この植物の根から採ったでん粉が葛粉。7月〜9月頃、柄に総状の紅紫色の花をたくさん咲かせます。目立つ色なので、群生しているところでは大きな葉の間からも良く見えます。
熊野古道沿いでは、山の中よりも町なかの草むらやJRの線路沿いに多く見ることができます。 |
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