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神木流紋岩で作られた石畳道を下っていくと、20分ほどで林道と合流(左下画像)。ここで石畳は分断されています。
林道を左へ50mほど歩くと案内標識があり(右下画像)、ここから再び石畳道が楽しめます。 |
 |
土の中に埋もれた部分が多かったのですが、地元の人々が発掘して日の目を見るようになったもの。状態は大変良く、美しい道です(左下画像)。
石畳道の周りはスギ林ですが、ときどき美しい花も咲いています(右下画像。秋頃に咲いていたホトトギス)。 |
 |
 |
この古道沿いには1躰の地蔵「折山地蔵」が建立されています。これまでは参拝することのなかった地蔵でしたが、今では古道を訪れる多くの人々によって参拝されるようになりました。
地蔵は阪本岩洞院の十世住職滴水和尚の発願により、天保5年(1834)に建立したもので、建立に際し書写した経文(般若理趣分)を埋めて供養したもの。
発願主の滴水和尚は折山地蔵を建立した後、下阪本と紀和町丸山地区に地蔵を、風伝峠に宝篋印塔(現在は栗須宝積院境内に移転)を建てています。 |
 |
林道から15分ほど歩くと、阪本の集落へ到着(左画像)。田んぼの畦道を抜けて案内標識に沿っていくと、すぐに亀島の石灯籠があります(下画像)。 |
 |
周囲25m、高さ5mほどの自然石で、地域の人々は亀島と呼んでいます。この亀島の頂上には石灯籠が建てられていて、亀島の石灯籠として有名。
碑の高さ:2m54cm
碑文:文化十酉吉日(1813)
御神燈:願主 阪本村中
中台には菊花紋がある。
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阪本の集落に出て、川を渡ってすぐに川沿いに右へ歩いていくと、折山神社があります。
ここにある石灯篭は、神木の妙見社信仰のための遥拝所として建立されたものと言われます。
神木妙見社は、国家鎮護、除災招福、延命のための霊地とされ、特に明治27〜28年に日露の戦役に出陣した者のうち妙見信仰した人々は、全員無事に帰還したと言われています。 |
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