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ツヅラト花広場の東屋を建てているところ。
山師がいるので、小屋を建てるのはお手のもの。 |
谷会長が語る 会の魅力
会員には、元建設業者で重機操作をしていた人、山師、元石材業者など、豊富な人材が揃っています。おかげで、たいていのことは自分たちでやってしまいます。行政などに頼んでいるより、そのほうが早いから。
また、活動を支えてくれる企業の協力もあって、重機の貸し出しも無料になっていて、同じく企業からの提供によって、ツルハシなどの道具もひととおり揃っています。そういった地元の協力があって、豊富な人材がいっそう活動できる環境になっているわけです。 |
ツヅラト峠を守る会の活動によって、この地域が明るくなってきれいになった。
会長としてはこれが一番の誇り
過疎化が進む中で、会の活動は高齢者の生きがいの場として重要な役割を果たしています。会の活動が交流の場となって人と人とのつながりもできるし、暮らしが生き生きとしてまち全体が明るくなるのです。
「みんなの生きがいである会の活動が、まちをきれいにすることにつながる。会の活動の成果として、明るくてきれいなまちになった。」これが会長の一番の誇りだと言います。
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まず一言「こんにちは、ご苦労様です。今日はどちらから?」
会長がもっとも重視しているのは、歩きに来た人々とのコミュニケーション。会長いわく、「正直なところ、ツヅラト峠は馬越峠や八鬼山に比べれば見るべきモノは少ない。その分を自分たちの心でカバーしたいと思っている。歩いている人がいたら、まず一言「こんにちは、ご苦労様です。今日はどちらから?」と声をかけること。その一言からコミュニケーションが生まれ、人と人とのつながりが生まれる。良いつながりができれば、きっとまた来てくれるようになる。」
実際にツヅラト峠にはリピーターが多く、多い人では1年に6回も来たそうです。会長いわく、「見るモノの少ない峠に多くの人が繰り返し来てくれているのは、そういった人と人とのつながりを大切にしたもてなしがあるからだと自負している。峠に歩きに来た人には「おかえりなさい」、帰る人には「行ってらっしゃい」、そうやって声を掛けられるような地域を目指している。」
自分たちの心でお客さんを呼ぶのだという会長の強い決意を聞いていると、ツヅラト峠がそうなる日も遠くはないかもしれない、と思えてきます。 |
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