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井田海岸は、熊野市から鵜殿村まで約25kmある七里御浜にあり、その長さは約3.6m。
沖には黒潮の豊かな漁場があり、年中魚が獲れる。 |
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ウミガメの赤ちゃん |
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井田海岸は、アカウミガメの生まれ故郷で、毎年5月から8月が産卵のシーズン。
孵化した子ガメが無事大人になる確率は五千分の一で、毎年減少する貴重な野生動物のひとつである。紀宝町では昭和63年(1988年)、全国に先駆けて「ウミガメ保護条例」を制定し、町ぐるみでこのウミガメを保護し、将来の町民に共有の財産として残し、全ての生命の源である海を守り継いで行くことを決めた。産卵期には母ガメと卵を守るために海岸をパトロールする保護監視員の姿が見られる。
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平成5年(1993年)、海岸と平行して走る国道42号線沿いにウミガメ保護・啓発運動の拠点となるウミガメ公園が完成。ここには、大きなウミガメが飼育され、施設で孵化した子ガメを間近で見られるプールや資料展示館などがあり、ウミガメの生態を学びながら、ウミガメを含めたすべての自然環境について考える公園となっている。また、ここは道の駅にもなっていて、悠々と泳ぐ亀を見られるユニークさが人気で休日には家族連れで大変にぎわっている。
TEL:0735-32-3686
月曜日休 9:00〜16:00 |
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紀宝町ウミガメ公園 |
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井田海岸 |
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この井田地区では、昔から地曳き網が盛んで、最近では、漁師気分が味わえる観光地曳き網が人気だ。沖合から引くタイ網と比較的海岸近くのハイカラ網の二種類があり、みんなで力を合わせて大きな網を引くとタチウオやアジなどに混じってタイも入っている。子供会などの行事にピッタリだ。
紀南漁協 TEL:0735-32-3715
タイ網15万円、ハイカラ網7万5千円。
予約制 |
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