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開催趣旨
「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されてから1年が経ちました。
全体が「文化的景観」として登録された特徴的なこの世界遺産、そして三重県内にある「熊野参詣道 伊勢路」、その本質的な価値は何なのか?理解を深めてもらうため、三重県と三重県教育委員会が開催したフォーラムです。
(※ページ作成者が聞き取った範囲内で記載していますので、実際の発言内容と異なる場合があります。文責は東紀州ITコミュニティにあります。)
(参考:2004年7月に開催された宗田先生の講演、2005年3月のシンポジウムと併せて見ていただくと、より深く理解できると思います。 →こちら(2004年7月) / こちら(2005年3月) )
●●プログラム●●
パネリスト紹介|ゲストトーク(女優 野村 真美)|ディスカッション
感想 |
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会場のロビーでは、東紀州地域で熊野古道の保全・活用のために活動する団体に関する展示が行われていました。甘夏ジュースなどの振る舞いもあって賑やかなロビーでしたが、地域の人たちの真剣な活動にじっと見入っている人が多かったです。 |
パネリスト紹介(当日の配布資料から抜粋・五十音順)
- ●稲葉 信子(愛知県生まれ):東京文化財研究所国際文化財保存修復協力センター室長
- 1991年から2002年まで、文化庁文化財調査官として、文化財保護行政に携わる。在職中に、文化財に関する国際機関イクロムに出向し、アジア地域向けの文化財保護プロジェクトの構築に携わる。2002年4月より現職で、文化庁在職時から文化遺産分野の国際協力に広く関わっている。イコモス日本委員会理事、イコモス国際トレーニング委員会委員。専門は建築及び建築史。
- ●田中 利典(1955年京都府生まれ):総本山金峯山寺執行長
- 金峯山寺教学部長を経て、2001年金峯山寺修験本宗宗務総長、金峯山寺執行長に就任。現在、金峯山寺一山宝勝院及び京都府綾部市の林南院住職。全日本仏教会評議員、国際交流協会評議員、日本山岳修験学会評議員、吉野ユネスコ協会副会長。主要論著「修験道っておもしろい!」など。
- ●野村 真美(神奈川県生まれ):女優
- テレビ、映画、舞台で幅広く活躍。旅や登山を趣味とし、2004年に刊行された『山がくれた百のよろこび』に寄稿する他、『旅フェア』などのイベントトークショーにも参加している。
- ●野呂 昭彦(1946年三重県生まれ):三重県知事
- 厚生大臣秘書官を経て、1983年衆議院議員(1996年9月まで連続4期)。1990年厚生政務次官。松阪市長を経て、2003年に三重県知事に就任。
- ●花尻 薫(1932年熊野市生まれ):熊野古道語り部友の会会長
- 1953年より教職に就き、1992年熊野市立木本小学校長を最後に退職。熊野古道語り部友の会 会長、みえ熊野学研究会 運営副委員長、熊野の自然を考える会 代表、三重県文化財調査員、熊野市文化財専門員、環境庁自然公園指導員など。主要論著「熊野市史」・「御浜町の植物とくらし」・「熊野参詣道伊勢路の花々」など。2005年、三重県県民功労者として表彰された。
- ●速水 亨(1953年三重県生まれ):速水林業代表
- 1979年から家業の速水林業経営を始めた。2000年、日本で初めて国際的な森林認証・FSCを受け、2001年には「明日への環境賞・森林文化特別賞」(朝日新聞社主催)を受賞。林業に環境経営という視点から取り組んでいる。農林水産省林政審議会委員、(社)日本林業経営者協会副会長ほか多数の要職に就任。
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当日は、「紀伊山地の霊場と参詣道」についての紹介映像が上映されました。(もう少し厳選して映像を撮れば良いのに・・・と思ったのは私だけでしょうか?) |
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ゲストトーク
シンポジウムに先立ち、登山を趣味としている女優の野村 真美さんによる旅や山をテーマにしたゲストトークがありました。内容を簡単にまとめるとこんな感じでした。
- ●山登りの楽しさとは?
- 達成感よりも、自然の中に抱かれるということ、言ってみれば「私」というものがなくなっていくという感覚を味わえることでしょうか。普段は何気なくある自分の体への感謝の気持ちも感じることができます。
- ●出雲大社へ毎年行かれているそうですね?
- もう10年くらい、毎年10月に行っています。10月は神無月ですが、それは日本の神様がみんな出雲へ集まるため。それで、その集まっている神様に対して、自分が五体満足でいろんなものをもらっていることを感謝するためです。
- ●旅をする理由は?
- 「本当の自分に出会いたい」ということでしょうか。自然の中で、「生かされている」という意識を持つことができることもあります。
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