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左：県道をしばらく歩いていくと、大きく左へカーブするところに熊野川の眺めが抜群の展望台があります。天照大神と熊野権現が囲碁をしたという言い伝えの残る昼嶋と熊野川の眺めが楽しめます。
右：展望台にある小さなお地蔵様、寛政の年号が彫られています。なんとも言えない優しい表情をしています。 |
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展望台から県道を少し歩いたところにある子安地蔵。浅里の集落での言い伝えに基づくお地蔵様で、今でも多くの人が安産祈願でお参りしています。 |
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子安地蔵を過ぎたところからしばらく、県道をひたすら歩きます。これといった景色もなく、少し退屈な区間です。 |
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| 子安地蔵から２０分ほど歩いたところに、瀬原という集落の庚申があります。新しいお堂のほかに、古い石仏と石灯篭が残っています。この庚申の前には、かつての参詣道が残っているそうですが、整備されておらず案内標識もないため分かりません。 |
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| 変化が少なくて退屈な県道を２時間ほど歩くことになりますが、道端には時々お地蔵様があります。中には古いものもあって、地域で大切にされてきた様子がうかがえます。 |
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北桧杖の集落にある庄司家。かつて、熊野速玉大社に使える聖は、修行の後に庄司家へ来て、聖石の前で印綬を受けて初めて、聖の資格を与えられたと言われています。その儀式は明治２年まで行われたそうで、庄司家と聖の関係は、紀伊続風土記にも記されています。
※聖石は家の裏庭にあるため、見ることはできません。 |
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民家が点在する県道をずっと歩きますが、部分的には、県道の右側、熊野川沿いに古い道が残っているそうです。案内標示などもないのでわかりませんが、その道を探しながら歩くのも楽しいかもしれません。 |
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