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コース紹介
波田須・大吹峠・松本峠

 獅子岩をあとにして国道沿いを3分も歩けば、右手に花の窟神社のご神体が見えてきます。
花の窟神社

 花の窟神社 祭祀遺跡

 花の窟は七里御浜に突出する巨巌で、千古の原始林に覆われ、ご神体と仰ぐ巌は高さ70mあまり。
 当社には神殿はなく、巨巌をご神体とするなど人為的加飾極力排した、古代人の自然物崇拝(アミニズム)の遺風を素朴に伝えています。
 この社叢は巨大な岩塊を中心に、約2.4ヘクタールの天然林です。南側の一部にクロマツの半天然林がある以外は、代表的な暖地性の植物の天然林となっています。ニッポンタチバナ、ノシランなどの珍しい種類が含まれています。

 また、この神社で毎年2月2日と10月2日に行われるお綱かけ神事は、三重県指定文化財となっています。

花の窟神社 御神体

口有馬道標

 花の窟神社の辺りで、本宮道と浜街道が分かれていたということで、道標などの史跡が残されています。
 
 この口有馬道標は、花の窟の西の曲がり角にあり、熊野三山、西国巡礼はここから右へ曲がって行くべしという指示でしょう。
 右へ曲がらずに眺めの良い松林道をまっすぐ進む浜街道では、行く手には志原川が海に注ぎ、旅人は波の引間を見計らって走って渡るため、俗に「走り湊の難所」と言われました。渡し賃の一文を節約するため、波打ち際の急流を渡ろうとして高波にさわられ命を落とした人も多かったそうです。そのため、明治のはじめには、14基もの殉難無縁墓碑が立ち並んでいたと言われています。


口有馬竜宮塔

口有馬竜宮塔

 熊野年代記によると、安政6(1859)年己末8月に井戸川河口にて「湊切り」の作業中、折から打ち寄せる高波で9人が流死したそうです。 海の神・竜宮神の怒りを鎮め、以後再びこのような災難がないようにと願い、この竜宮等が建立されました。
 七里御浜の各河口では、塩害を防ぐために湊口の閉鎖を切り開きましたが、命がけの難作業だったようです。


有馬駅へ

 花の窟神社を跡にして、南へ有馬の町中を進みます。背後に花の窟神社のご神体を眺めながら10分ほど歩くと、右手に有馬小学校が見えてきます。その交差点で右へ入るとすぐに有井駅です。

花の窟神社のご神体を後ろに見る

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