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コース紹介
波田須・大吹峠・松本峠

清滝

 大泊側の登り口付近、鬼ヶ城口橋横の駐車スペースからは、清滝がよく見えます。登る前にちょっと眺めておきましょう。


松本峠登り口

 熊野鼓動(伊勢路)の石畳道の敷石は、時代によって特徴があります。時代が新しくなると、石と石のすき間がなくなります。松本峠の下り(木本側)には明治時代の、加工された石によるすき間のない石畳があります。
 一方、江戸時代の石畳は自然の石をつかってすき間なく(平坦な部分は間を広く)、作られています。

 改修された松本峠登り口は、この時代による石畳の違いを表しているそうです。比較して歩いてみましょう。


大泊側石畳道

 大泊側の登り口からは、いきなり急な上りが始まります。ウォーミングアップする間もなく急な上りなので、最初はけっこうたいへんです。
 道の周囲には杉林が広がっており、足元にもスギの葉っぱなどがたくさん落ちています。


石畳 階段状の石畳道

 急な上りの途中にも平らなところがあったり、ベンチが置いてあったりするので、休み休み歩きましょう。
 大泊からの道は、状態の良い石畳が残っています。石畳は峠・コースによって様々ですが、ここでは石畳と言うより石段という感じのする、階段状の道になっています。


走り根

 こちらは石畳に絡み付くスギの根。石畳と一体になって、道の一部を作っていますね。
 これも石畳が残るコースなら、けっこうどこでも見らる、熊野古道ならではの風景です。


竹林の中を石畳道が続く

 石段状の石畳の急坂を登っていくと、道の周囲に竹が出てきます。そうすれば峠はもうすぐです。

 熊野古道(伊勢路)で竹林と言えば「大吹峠」が有名ですが、松本峠も峠の周囲は竹がたくさん生えています。大吹峠と違って、こちらはスギと混じっていますが。


松本峠 お地蔵様

左:松本峠道は、トンネルが整備されるまで重要な生活道路でした。かつては茶屋や庵寺もありましたが、今はその石垣が往時の賑わいを偲ばせるだけとなっています。
右:峠の頂上にたたずむお地蔵様。江戸時代、鉄砲撃ちの大馬 新左衛門が夜中に峠にさしかかると、月下に得体の知れないものが立ちはだかってきました。思わず発砲して命中したのですが、近づいてよく見ると、それは峠のお地蔵様だったと言われています。今も、お地蔵様の足元をよく見ると、その時の弾痕が残っています。


鬼ヶ城跡へ

 松本峠からは鬼ヶ城へのハイキングコースへ行くことができます。
 鬼ヶ城跡ハイキングコースをおよそ200mほど進むと休憩所の東屋があり、熊野古道随一の展望が開けています。さらに杉木立の中を500mほど進むと、鬼ヶ城山頂に出られ、半島の先端にある鬼の見晴台からは、雄大な熊野灘の展望を楽しむことができます。ここからは鬼ヶ城東口へと続く桜並木の道があり、絶好の森林浴コースとなっています。
 鬼ヶ城東口から千畳敷へと進めば、海岸沿いの周回歩道から西口、七里御浜へと歩くことができるのです。


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