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鯨の供養塔(三重県有形民俗文化財)
昔はこの地方の海岸九十九浦には、みな鯨方が置かれていました。特に、ここ二木島は、古くから捕鯨の基地として格別の賑わいを見せていました。
碑には「鯨三十三本供養塔 寛文十一竜集辛亥三月吉日 木下彦兵衛」と切り付けられています。 |
 |
キリシタン燈籠(熊野市有形民俗文化財)
信仰の自由が許されなかった江戸時代初期の弾圧の厳しい時代に、隠れキリシタンが庚申参りにかこつけて、ここで信仰を続けたと言われています。
風待港であった二木島には、昔、長崎船など諸国の廻船が数多く入港していたため、ここにキリシタン燈籠が建っているのは不思議なことではありません。
今は燈籠の竿だけが残り、その上部は十字架をなして丸味を帯び、ラテン語のPTI、つまりパートりー(父)と記してあります。
なお、竿の下際のアーチ型の中には南蛮風の長いガウンを付けた八頭身のキリストが彫られています。
二木島の一里塚跡(三重県指定文化財)
(キリシタン燈籠のある場所が一里塚跡。)
この地方の一里塚は、四〇町四間毎に塚を設けているようです。
これは昔の人が里程を示し、飛脚・馬方・駕籠屋などの賃銀の目安となしたものです。昔の旅人がこの塚の緑陰で腰を下ろして休息し、暫時、旅の話に花を咲かせたことなどが偲ばれます。 |
 |
キリシタン燈籠を通り過ぎると、国道311号線に合流します。道を左手に進むと、間もなく登り口があります。 |
 |
この登り口までの国道からは二木島の展望が良く、晴れていればきれいな海の色を楽しむことができます。 |
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