協働会議 会則など
協働会議の会則が決定され、熊野古道協働会議が始まりました。特徴としては、次の点が挙げられます。
○熊野古道にかかわる全ての人が参加できる会議であること
○分野ごとに世話人を置くこと(市民活動分野、森林環境分野、産業分野、学術分野、行政分野が案として提出されました。)
○個別課題に対応するために対策会議を設置できること
ちなみに世話人の代表には、語り部友の会の会長でもある花尻 薫氏が選ばれました。 |
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アクション進捗状況
アクションプログラムで定められた熊野古道保全のための「アクション」(=施策、くらいの意味でしょうか?)について、平成15年度上半期の進捗状況が報告されました。
約61%が予定どおりに実施されたのに対して実施できなかったものが約14%と、まずは順調な進み具合のようです。 |
↓平成15年度上半期(4月〜9月) 進捗状況↓
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↓平成14年度 進捗状況↓
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紀伊山地の参詣道ルール
次は、熊野古道(紀伊山地の参詣道)を守るためのルール、「紀伊山地の参詣道ルール」(仮称)について説明がありました。2003年10月15日〜11月28日に公募したもので、熊野古道がある三重県、和歌山県、奈良県が3県共同で設定を目指しています。
上記期間内に三重県内から応募のあった1,134件のルールを基にした下記事務局案が提示され、会場との質疑応答が行われました。今後は、3県が各々の案を持ち寄って調整して素案を作成するとのことです。
1 世界の財産として大切に守っていきます
2 参詣の心をもって歩きます
3 あいさつをして、心のふれあいを深めます
4 天候と体調を考え、無理せずゆっくり歩きます
5 決められたルートを守って歩きます
6 動植物は採らず、持ち込まず、大切にします
7 歩きタバコはやめ、火の元に気をつけます
8 ゴミは持ち帰り、きれいな道にします
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熊野古道センター
尾鷲市に作られる予定の「三重県熊野古道センター」(仮称)についての発表がありました。基本設計の選定経緯に関する特別セミナー(東京大学大学院工学系研究科 内藤廣教授=審査委員長)と、コンペティション最優秀作品(株式会社 建築研究所アーキヴィジョン)の概要発表がありました。
関心が高いようで、会場から質問が多く出されました。
→コンペティションの概要、審査結果などはこちら(三重県サイト)をご覧ください。 |
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感想
三重県外から熊野古道へいらっしゃる方の中には、「地域の方々の熊野古道 伊勢路に対する熱心な取り組みは素晴らしい」と言ってくださる方がいるとか。
アクションプログラムに沿って着実に整備が進められているからこそ、そういった感想が聞かれるのでしょう。これからも市民・企業・行政が協働して、熊野古道を地域の中で活かしていって欲しいものです。
今回の協働会議の熱気から、十分に期待できると感じました。 |
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