●熊野古道とは
●歩く心得・注意
●世界遺産登録について
●動画で見る熊野古道
●コース紹介
●熊野古道のみどころ
●熊野古道写真集
●地域・人々の紹介
●熊野古道グッズ
●お店・宿泊
●古道関連情報
●熊野古道リンク
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氏名 |
植野 佳栄子
(うえの かえこ) |
性別・年齢 |
女・1949年生まれ |
案内の得意なコース |
馬越峠 |
得意な分野 |
山歩き |
好きなコースや場所 |
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熊野古道に対する思い |
30年前、馬越峠、八鬼山を歩いても、人一人出合わないことが多かった様に思います。そのころの古道は、ササユリがあちらこちらに咲き、石は一面苔むして、道が解らないくらいシダが生い茂っていました。
石畳も石仏も、人知れず埋もれていてほしかったと言う思いと、古人達の築いた物と、自然との調和のすばらしさを多くの人に見てほしいと言う思いが交差しております。
世界遺産登録を目前にして、古道のほとんどは2mくらいに刈り込みされて歩きやすくなり、しっかりした案内板が出来上がり、きれいなトイレが調度良い間隔で設置されております。
これも、行政、地域の皆さんの努力によるものだと思います。これからは、これ以上自然の生態系が壊れないように、皆さん一人一人のマナーを期待したいと思います。
(2004年6月 文・植野さん) |
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氏名 |
植野 めぐみ
(うえの めぐみ) |
性別・年齢 |
女・1980年生まれ |
案内の得意なコース |
八鬼山・馬越峠 |
得意な分野 |
山歩き、トレッキング |
好きなコースや場所 |
女鬼峠、ツヅラト峠、馬越峠、八鬼山、波田須、松本峠、七里御浜、大雲取、小雲取、本宮〜滝尻、鹿ヶ瀬峠、小辺路 |
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熊野古道に対する思い |
私はもともと東紀州ではなく、都市部で育った人間であります。この私がなぜここまで熊野古道に惹かれるようになったのか…
幼いころに本宮への家族旅行の際、東紀州を通ったとき、非常に不思議な、どこか懐かしい感じがして、それ以来紀伊半島というところに魅力を感じるようになりました。
二十歳の時、そんな紀伊半島を巡る古代の巡礼道を知り、もともと縦走登山が好きな私は今までのアウトドア経験を生かし、この熊野古道を全踏破しました。それ以来、この、ほかには存在しないようなものすごい巡礼道をただ歩くだけでなく、人に伝えたいと思い、語り部になりました。
私がとりわけ伝えたいと思う事は、ツヅラト、馬越というような個々の峠だけが熊野古道だと思っている人が多い中で、これらの峠は、おかげ参りが盛んなころ、伊勢神宮参拝を終えたあと、非常に信仰心の強い人々が伊勢より険しい山々を越えて山深い熊野の地を目指した長い道の一部であり、また、古い道がここまで立派な形で残っているのも代々地元の人々が道行く人のためにと、身を削るような重労働にもかかわらず道の手入れをしてきたということです。
(2005年3月 文・植野さん) |
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氏名 |
大川 善士
(おおかわ ぜんし) |
性別・年齢 |
男・1934年生まれ |
案内の得意なコース |
曽根次郎坂太郎坂 |
得意な分野 |
植物(花)、オンツツジ、トチの苗を育てた峠作り |
好きなコースや場所 |
曽根次郎坂太郎坂頂上の「櫛の峰」からの眺望、曽根次郎坂太郎坂一里塚 |
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熊野古道に対する思い |
曽根次郎坂太郎坂のお勧めスポットは、太郎坂頂上の「櫛の峰」です。この峰からの眺めは絶景で、夏でも冬でも快適で、憂き世を忘れる別天地です。今私は、此処にオンツツジの苗を植えています。種から育てた2年苗なので、ぼつぼつ春には朱赤のきれいな花が楽しみです。この一帯には朴の木が群生しており、初夏の頃、あの大輪を空に広げあたり一面にいい香りをふりまきます。その中の散策はまた格別で、極楽の境地を味わえます。
もうひとつ、この峠道で見落とせないものに一里塚があります。普通、一里塚というと一里塚跡のことですが、曽根次郎坂太郎坂のものは「一里塚そのもの」です。姿・形の見事なこと、300年前の正徳2年の築造とは、どうしても思えない立派なものです。私はあちこちのものを拝見していますが、こんな立派な一里塚には出会ったことがありません。
(2003年10月 文・大川さん) |
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