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2006年2月5日ダイビング
2006/02/08
尾鷲の海は青かった
(
尾鷲市 ) |
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当日は尾鷲にしては珍しく雪がちらついており、耐寒ダイビングとなりました。一本目は港から船で10分の場所にある「長瀬」というポイントへ。ここは尾鷲湾に浮かぶ佐波留島(サバル)の隣になります。大きな二つの根から成り、ドロップオフ(垂直な壁)が楽しめるダイナミックなポイント。ボートがアンカーに繋がれ、海を見ると真っ青。まずは水深18メートルへロープ沿いに潜行。隣の根へ渡ります。根と根の間は水深30メートルの砂地になっており、ダイバーは18mをキープして、空を飛ぶように渡っていきます。
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目的の根に到着すると切り立ったドロップオフの壁にびっしりとソフトコーラル(サンゴ)がくっついてダイバーの目を楽しませてくれる。よく見るとメロンパンくらいの「イイジマフクロウニ」という猛毒のウニが。このウニを指示棒でそっと裏返すと、縞模様の「ゼブラガニ」がいました。この小さなカニは、なんとこのウニをハサミで切って食べているのです。今度は70センチくらいの「オオモンハタ」が悠々と泳いでいきます。水温が12℃と低めなので、魚がじっとしており近づいて観察できるのがこの時期の特徴。透明度は15メートルくらいでした。お昼はダイビングショップの奥さんお手製の豚汁で身体を温め、注文したお弁当で腹ごしらえ。
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そして、二本目は人気の魚礁へ。水深23メートルの砂地の水底に下りると、どこまでも砂紋が見えていました。透明度は20メートルくらいでしょうか。ウミウシも「ミヤコウミウシ」「ハナオトメウミウシ」などが観られました。 ところでダイビングをされない方は、こんなに寒いのによく潜るなと思われていることでしょう。実はダイバーの身体は全く濡れていないのです。これは「ドライスーツ」という特殊な潜水服を装着していて、そのスーツの下にはインナーと呼ばれる乾燥した服を着ています。このスーツは背中のタンクとホースで繋がっていて、深度に応じて吸気しているのです。だから、濡れるのは頭と手のひらだけ。私なんか寒がりなので、普通のカイロを腰や足裏に貼っています。最近のダイビングはとても快適なのです。 今回、利用したお店は尾鷲市行野浦にある「ダイブサイト・シードリーム」です。施設が充実していて、女性や年配の方でも快適ですよ。三重県北部の方は同系列の松阪「潜水屋」のツアーに参加されると車の運転が短くなり楽ですよ。
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