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冬だから歩こう熊野古道
2005/12/26
冬のツヅラト峠
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紀北町 ) |
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語り部さんと歩く熊野古道「ツヅラト峠」・「荷坂峠」を12月26日(月)午前9時スタートでおこなった。 冬の東紀州は天気が良い日が多く、この日も快晴。やや冷たい風が吹いたが、山道を歩けば体も丁度温まり、汗も適度にしか出ないので、疲れもそれほどなく無事歩き通すことができた。 ツヅラト峠の小公園前に車を止めて歩き出し、土道の栃古の林道を入ったところに、写真の道案内があり、古道へと入っていきます。
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登り始めから頂上までは、杉の木立を抜けていく山道で、人が一人通れるほどの幅が続いています。 登りはそれほど苦しくはないけど、体はポカポカとなり否が応でも上がっているという気になる。 頂上を待ち遠しいと思いながら、ひたすら歩を進めていった。
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ツヅラト峠の頂上。 ここに来て伊勢からの旅人は熊野灘を目にします。美しく輝く海がこの日も私たちを迎えてくれました。 しかし遠く幾重にも重なる山々は、これからの旅の険しさを予感させるものでもあります。 とりあえず一休み。 見晴台も3カ所あり、それぞれからの風景を楽しめるビュースポットです。 山側の奥は雪が降っているようで白くなっていました。
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ツヅラト峠からの下り始めは急で、ゆっくりとロープづたいに下り、山道を歩いていきます。 途中には「野面乱層積み」の石積みがあり、道を守ってきた当時の人を忍ぶことができます。 「野面乱層積み」は、山にあるままの石を積み上げたもので、加工した石を積んだものではないそうです。 積み方も荒く隙間が多く、水はけが良いように作られているのだそうです。
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山の神が祀られていました。 安置されている石は、なんとなく愛嬌のある形をしています。女性の人はここを通っても「山の神」には参らないでください。「山の神」は女性なので、女性を嫌うそうです。
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ツヅラト峠も随分と下ってきたところで、きれいな石畳が続きます。 地元ボランティアの人によって探索、修復された石畳が歩く私たちを楽しませてくれました。 ツヅラト峠は、ここを過ぎると林道を歩き、めだかの分校や花広場へとでます。 今回は、このあと「荷坂峠」も歩いたのですが、そのお話しは、別のレポートでどうぞ。
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交通 |
車を利用 |
駐車場 |
JR梅ヶ谷駅かツヅラト峠登り口の小公園 |
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