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2005/05/26
下河内散策路(鹿垣散策路)
(
紀北町(旧紀伊長島町、旧海山町) ) |
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5月26日、ソバの花が見頃と聞いて、紀伊長島町の下河内に出かけました。ソバの花は綺麗でしたが、獣害対策の柵が張り巡らされ、近づいて見ることはできませんでした。あきらめて帰ろうかと思ったのですが、ふと散策路の案内板に誘われて歩いてみました。実は3月のイベント「下河内の春」に訪れたときにも歩いたのですが、昨秋の台風の影響か、橋が渡れなくなっていました。今回はどうかしら?と思って歩き始めました。
この散策路は入口にわかりやすい案内板があり、道も安全柵も整備されていて、とても歩きやすいです。
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立派な鹿垣を見ながらしばらく歩くと、安全柵が途切れて下に降りる道が見えました。
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進むと川に出ました。橋も見えます。しかし、川原を歩いてどこかに辿り着けるわけではなさそうで、来た道を戻りました。
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再び鹿垣を見ながら歩きます。垣が低くなったり途切れたりしている部分から、のどかに拡がる田畑と下河内の集落が見えます。この辺りは、昔は水害が多く不毛の原野であったのを、苦労の末に開墾した新田地帯だそうです。開拓がやっと落ち着いた頃に、集落の人たちが「集落の氏神」として祀ったと言われる「石造り聖観音石仏」が安置されている観音堂も見えます。
1号橋まで来ましたが、残念ながらまだ通行止めでした。橋の途中が崩れているようです。
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さらに残念なことに、2号橋も通行止めでした。木々の間から昨秋水害時の流木が、そのまま残っている様子が見えます。橋が復旧するには、まだまだ時間がかかるのでしょうか。
今回は鹿垣散策路のみだったので、1km程度の(片道550m)短いお散歩でした。橋が渡れるようになれば、渓流散策路も楽しめ、2.3kmほどのコースになります。歩きやすい整備された道なので、小さなお子さん連れでも大丈夫だと思います。途中に東屋が2ヵ所あるので、お弁当やおやつを楽しむのも良いのではないでしょうか。
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また、案内板のすぐ近くにビオトープもあります。新しいのでまだ植物も昆虫類も少ないのですが、これから訪れるたびに変化していくのではないでしょうか。
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交通:国道422号線を下河内集落まで。(途中通行止めもあり要注意) 国道42号線を南下し、長島橋(赤羽川)をツヅラト峠方面に左折、または大昌寺方面への案内に沿って左折(どちらから曲がっても同じところに出る)。長島橋を左折すると一本道だが、道はカーブや細くなっているところが多い。大昌寺方面へ左折すると道は新しくて広いので走りやすい。突き当たりを左折すると422号線。十須を抜け植林地を通り抜けると、『↑下河内・江竜、→此ヶ野』と書かれた看板があるが、直進方向は通行止めとなっているので右折して橋を渡る。渡りきったら突き当たりを左折。さらに突き当たりを右折すると、左手に「当郷開基碑」が見える。そのまま前進すると左手に中原集会所、右手に散策路案内板が見える。
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交通 |
国道422号線を下河内集落まで。(途中通行止めもあり要注意) |
駐車場 |
散策路用の駐車場は特にないが、中原集会所前にスペースがある。 |
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