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netfarmのツーリングレポート
2004/07/25
夏の県道52号 大丹倉と尾川川
(
熊野市(旧熊野市、旧紀和町) ) |
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夏のツーリングは、木陰の多い山間部へと行きたくなるのは私だけだろうか? 個人的に選ぶ近場ツーリングコース第1位の「県道52号コース」は、国道42号を熊野市有馬町から紀和町へと抜ける国道311号へ入り、金山の交差点(信号機があります)を右折します。案内標識にある熊野少年自然の家へと向かって進んでください。 熊野少年自然の家の前を通り過ぎると道幅が狭くなり、1〜1.5車線、延々と登りのカーブが続きます。登り切るとトンネルがあり、それを抜けて今度は下りになります。トンネルを抜けてすぐに長尾山(728m)の小さな標識があります。ここも紹介したいのだが、又の機会にして県道52号を進みます。 国道42号から13kmほど走ったところで「雨滝」へと着きます。 この「雨滝」は熊野市の工事で上からも見やすくなっていますが、下に降りて見るのをお薦めします。下へと降りる道は狭く急なカ所もあり、足下が悪いですが「雨滝」の音が響き渡る空間は、なかなか得難いものがあります。夏場はハンビ(マムシ)や蜂に注意しながら降りてください。泳ぐことも可能です。
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雨滝から3kmほど走ると「大丹倉(おおにぐら)」の巨岩がいきなり目の前に立ちはだかります。 熊野市の観光スポットではありますが、道が悪いのでそんなに多くの観光客が来るようなところでもありません。 じっくりとその景観を堪能してください。 県道52号の大丹倉景観ポイントから少し歩くと小さな滝があったり、山の上の方にも滝が見えています。 また時間によって見え方が変わるので、夕方の大丹倉もお薦めです。もっと言えば月夜に見るのが最高です。 大丹倉の上に上がるルートもあります。そこからの景色も最高ですが、高所恐怖症の方はご遠慮ください。その景観は赤倉水産さんのHPから見ることが出来ます。
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「大丹倉(おおにぐら)ポイント」から1kmほど走ると、県道52号にかかる橋があります。 ここの橋の下は川遊びの絶好のポイントです。夏場にこのコースを走る時は海水パンツを忘れずに。 橋を越えたところに駐車スペースが少し(1〜2台分)あります。そこから下へと降りる道がありますが、かなり急です。滑り落ちる可能性もあるので慎重に降りてください。
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苔むして滑りやすい石場を下へと降りると美しい景観が迎えてくれます。 赤い岩が露出し、丸い模様になっているのは、「蝶の羽根岩」と呼ばれています。 ここは、滝を滑ったり、深い淵に飛び込んだりと自然をおもいっきり楽しむことができます。 しかしこの日は残念なことに空き缶が数個(新しい)捨てられていました。どんな気持ちの良いところを見つけても必ずこれが付いて回るのは日本共通でしょうかね?
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先ほどのところからわずか500mほどで、また橋があります。この橋の下も絶好の川遊びポイントです。 滝もあり、深場もあり、子供たちにとっては宝物のようなところですね。
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育生町の尾川地区へと入り、県道52号を大森神社へと右折。 ここは11月におこなわれる「どぶろく祭り」で有名な神社ですが、境内の前を横に行くと尾川川があり、ここも水遊びのスポットです。 比較的浅瀬が続くので、小さなお子さんでも大丈夫と思いますが、石がぬるぬるして滑るので大人は目を離さないでください。 この河原はバーベキューをしたりするのでしょうか、炭が所々きちんと処分されないで残っていました。 国道42号から大森神社まで約19kmあります。
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今回の最終地点は、育生町長井から県道40号に入り北山へ向かってすぐ(トータルで21km地点)、バス停「入谷口」から狭い道を下ると田野々橋があり、その下にある通称「滝」と呼ばれる場所も川遊びの子供たちで賑わう場所です。 橋のたもとの岩場から滝の淵の深場へと飛び込んだり、いろんな岩場に泳ぎ移ったりでき1日中遊んでいたい場所です。 夏場のツーリングは、温泉巡りならぬ川遊び(水着持参)巡りでいかがでしょうか?
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場所 |
熊野市育生町 |
交通 |
自家用車 |
駐車場 |
各ポイントスペースがほとんどありません。 |
行程距離 |
21km(国道42号〜県道52号〜県道40号・片道) |
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