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2003/10/27
金山パイロット農園
(
熊野市(旧熊野市、旧紀和町) ) |
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東紀州をドライブすると、道路のすぐ横にはみかん畑が続き、収穫を迎える秋には決まって即売所が並んで、産地ならではのお買い得価格で買い求めることができる。みかんは東紀州の秋の味覚の代表格だ。
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みかんは美肌効果抜群のビタミンCを筆頭に、多くの栄養素を含んでいる。最近ではガン予防にも有効というのがわかってきたそうで、せっかく全国有数の「みかん所」に来たからには、旬の健康食(美容食)を入手しがてら、しっかりみかん畑で遊んで行こう、と全国でも最大規模のみかん狩りスポット、ここ金山パイロット農園へやって来た。
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この農園ではカニ殻のエキスから抽出した「キトサン」を散布してみかんを栽培。これでグッと甘みの増したものが出来上がるのだとか。さらに低農薬栽培も実施して「見た目は多少ブサイクでも、安心して食べれるものを」と食の安全にもこだわっている。6600本ものみかんの木が並ぶ園内には、9月中旬から10月にかけては極早生みかん(別名青切みかん)、10月から12月は温州みかんが実りをつけるそうで、一口にみかんといっても品種によって収穫時期も違えば味も違う、秋の間に数種類のみかんの「旬」があるのだ。
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さて、はさみを手にいよいよ収穫という段になって、どの実をとろうか迷ってしまう私。近くで作業中のみかん通らしいおばさんに、みかんの目利きについて聞いてみる。すると、みかんは同じ一本の木でも実る場所によって味が違うのだとか。ギュっと旨みの凝縮した甘いみかんは、木の外側、かつ根元に近い場所にあるという。そうか、太陽の光をたくさん浴びて、養分を多くとれる所にあるのか、と妙に納得。ひともぎ、ひともぎ、厳選しておいしいみかんをいただくとする。
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さて、金山パイロット農園では園内で食べる分のほかに、収穫したみかんをおみやげとして持ち帰ることもできる。おばさんによると、みかんはもぎたてももちろんおいしいが、実は収穫から2、3日後から10日頃がベストな食べ頃なんだそう。腐らせまいと焦って食べきらなくとも、みかんの楽しみはしばらく続くというワケ。保存は風の当たらない、涼しいところが良いようだ。ただし、金山パイロット農園から持ち帰ることができるみかんは2キロまで。あれもこれもと、かごに入りきらないほど欲張らないよう、注意しよう。
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秋の行楽にはもってこいの農園体験を楽しんだ午後だった。今回私は用意できなかったけど、みかん畑の向こうに見える紀伊の山並みと開放的な青空の下、お弁当を広げるのも良いだろう。最後に、私を「にわかみかん博士」にしてくれたおばさん、みかんにまつわる話を有難うございました。
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場所 |
金山パイロット農園 |
駐車場 |
スペース有り |
住所 |
熊野市金山町2400 |
電話番号 |
0597-89-5222(代) |
料金 |
一般大人1,000円 小人700円 幼児100円(食べ放題・お土産付き) |
みかん狩期間 |
10月中旬?12月上旬 |
営業時間 |
8時30分?16時00分 |
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