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山の神とオコゼ <
やまのかみとおこぜ > |
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紀北町(旧紀伊長島町、旧海山町) > |
海山町の白浦という漁村では山の神に“おこぜ”という魚を供える風習があったそうな
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それは“おこぜ”が山の神に、「お嫁さんをもらってほしい」と頼んだ。そうしたら山の神は、それなら“ボラ”がいいだろうと思って、“ボラ”にいった・・・「“おこぜ”のお嫁さんになってやんなさい」そうしたら“ボラ”は「“オコゼ”は顔も悪いし、泥を吐くし、針でつくと痛いから嫌です」と云って断った。
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それを聞いた山の神、「なんでもいいから嫁にいけ!」と怒って云った。すると“ボラ”は「そんな無理を云うなら身投げをする!」と云って、空へ跳ね上がった。それ以来“ボラ”は跳ねるようになったとさ。
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参考文献 |
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参考文献:ふるさとの民話と資料 |
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その他関連情報 |
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なし |
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