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アユカケ(アイカケ) <
あゆかけ(あいかけ) > |
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熊野市(旧熊野市、旧紀和町) > |
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写真は、北山川で熊野市紀和町の川漁師さんが小鷹網漁によって取ったアユカケ。 アユカケは、川魚の一種でカジカ目。地方によって呼び名が違い高知ではカマキリ、金沢ではウラジロ、富山ではグズと呼ばれている。 紀伊半島では、アユカケ、アイカケと呼ばれているが、その呼び名はこの魚に鰓がい前骨の辺縁に4つの棘(片側2つ)を持つことから付けられている。 紀和町の川漁師さんのお話では、鮎が食み(ハミ)にくる石にひっそりと隠れていて、鮎が近づくとその刺をひっかけ鮎を傷つけ弱らせてから丸呑みすると言っていました。その刺は鋭くアイカケの持ち方を間違えると人の手もざっくりと切れるそうでとても危険ですが、刺に毒はないようです。 しかしいろいろと調べてみると、アイカケはそのように鮎を捕ってはいないことも書かれていたりします。敵から自分を守る為の役割が多いのかもしれません。
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かなりの希少種で場所によっては、天然記念物・絶滅危惧種に指定されているところ(福井県九頭竜川など)もあります。 川漁師さんも言っておりましたが、鮎を餌にするこのアイカケはとても美味で、塩焼きや天ぷらにして食べるそうです。 写真は、小鷹網漁によって捕れたアユカケです。漁師さんのお話では「まず網に鮎がかかる、そのとき鮎がおかしな動き(捕まってもがく)をする、それに反応してアユカケが鮎を捕らえようと網にかかってくる」と言ってました。 アユカケは、大きくなると30cmにもなるそうです。(写真のアユカケは、10cm程度)
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参考文献 |
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なし |
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その他関連情報 |
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なし |
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