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熊野市百科大事典:名所・観光地 『雨滝』 <
くまのしひゃっかだいじてん:めいしょ・かんこうち 『あめたき』 > |
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熊野市(旧熊野市、旧紀和町) > |
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熊野市金山町から育生町へ向かう途中、赤倉の集落を過ぎて、 大丹倉 への途中にあります。注意して車を走らせると赤倉を過ぎて 500Mくらいのところ、道が少し下りになるところの左に看板があります。ちょっと広がっているので車を止められます。道からは見えません。左側に 20Mばかし踏み跡をたどると下に見えます。踏み跡は少し危ないので気をつけてください。立派な滝です。昔は、雨乞いの滝でした。それで雨滝といいます。 現在は、県道52号沿いに車2台ほど止められる駐車場があり、観光用に整備され展望台のような所から写真のような雨滝を簡単に見ることができます。
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この写真は、雨滝の滝つぼに下りていった所からの写真です。増水していなければ尾川川を渡り、滝つぼ付近へと移動できます。 滝つぼは美しく、アメノウオ伝説が残るにふさわしい佇まいがあります。
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アメノウオ伝説 その昔、雨滝の滝つぼに棲むという大アメノウオを、鵜(う)を使って捕ろうとした2人の男がいました。いざ鵜を放とうとすると、どこからともなく僧があらわれ、鵜を放つことを止めて欲しいと嘆願しました。2人は承諾し、お腹が空いたので持参した粟飯の弁当を開け、僧にもご馳走しました。いつの間にか僧の姿が消えたので2人はこれ幸いと思い、約束を破って鵜を放ちました。
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すると、滝つぼの底から濁り水が大渦を巻き、ものすごい雷雨となったので2人は怖くなって逃げ帰りました。 翌日行ってみると、滝つぼに鵜と1mもの大アメノウオが死んで浮いていました。岸に上げ腹を裂いたところ、なんと粟飯が入っていたという。
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参考文献 |
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熊野市百科大事典 |
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その他関連情報 |
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なし |
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