春の穏やかな陽気に恵まれた3月23日(日)、熊野市木本町本町通りでは「熊野商工会議所フェスタ(午前10時〜午後3時30分)」、記念通りでは「いこらい市(午前9時〜午後1時)」、紀南ツアーデザインセンターでは、ミニ着物の展示・柿の吊るし飾りがおこなわれ、木本の町には、人、人、人!沢山の人で賑わう催しとなりました。 記念通りの「いこらい市」では、多くの出店者が青いテントを並び、干物や熊野の特産品のさんま寿司に、海洋深層水の塩、花、野菜、みかん、ウナギ弁当、なれ鮨、お豆腐、惣菜、染め物などなどが販売されており、お昼ごろには完売したお店もありました。またお年寄りには嬉しい町の保健室や、子ども達が遊べる特設の遊び場が作られていました。 「熊野商工会議所フェスタ」では、木本高校吹奏楽部・天理教南紀団鼓笛隊のパレードや、特設ステージで大正琴、ソーラン踊り、木本節踊り、バンド演奏などが繰り広げられ、会場にはステージを楽しむ人で一杯になっていました。本町通りにも多くの出店があり、子ども達の遊ぶものや、フリーマーケット、体験コーナーなどが軒を並べ、郷土料理コンクール入賞作品の販売や熊野地どりの焼き鳥、あまごの押し寿司、伊勢うどん、柿の葉寿司、お餅、パン、牡蠣、お菓子などなど、郷土料理に新作料理を楽しめるお店が多く、お昼前には大勢の方が熊野の「食」を楽しむ姿が見られました。 いろんな商店内には、ミニ着物の展示や柿の吊るしが飾られており、紀南ツアーデザインセンターでは、小さな手仕事の体験や、ミニ着物の展示、中庭では野点のようなたたずまいに、みかんや地元野菜、シフォンケーキなどが販売されており、着物を着た子どもや、大人の方が日本の春を感じさせてくれました。 また、この日におこなわれた「奇岩の世界遺産巡り」ツアーに参加した方々も訪れ、大勢の方が木本の町を歩き、ステージや体験コーナー、ゲーム、買い物を楽しみながら、熊野の春のひと時を過ごしていました。
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