この3月1日、2日に「天満荘」を会場にNPO法人「天満浦百人会」によるひなまつりイベントが行われた。 これは2月25日から3月9日にかけて尾鷲各地を会場に行われている「尾鷲おひなさままつり」の一環としておこなれるもので、大正14年建築の趣のある「天満荘」の建物を使って市民から集められた昭和初期から昭和40年代のひな人形30セットの展示のほか昼食やお菓子・抹茶を楽しんだり、夜の行灯点灯・ライトアップなどが行われました。 レポーターは1日(土)の13時頃会場へ、入り口で着物姿のスタッフの方に出迎えていただき、まず受付でお菓子・お抹茶付きの入場チケット(500円)を購入し中に入ります。 すると玄関から和室の各間に昭和初期から昭和30年代、40年代と各年代のひな人形や市松人形が展示され年代によって人形の飾りや材質、飾り方などの違いがよく分かり大変興味深かったです。 特に大広間に飾れた昭和40年代のひな人形は10セットが一斉に並べられ圧巻でした。 見学を終えると喫茶スペースで手作りのお菓子と抹茶を堪能し早春のひとときを楽しみました。 帰りに駐車場前で天満百人会の方々がお手製のさんま寿司やひな人形、地元特産品(干物、漬物)を販売されていましたのでさんま寿司と粕漬けを購入しライトアップがされる夕暮れまで一旦、尾鷲ひなまつりの他会場に行きました。 その日の夕刻。再度、天満浦を訪れると天満築港から天満荘までの道に行灯が点されそれを頼りに天満荘に着くと庭がライトアップされ綺麗でした。再度、中に入りひな人形の展示を見ましたが、夜もまた趣があり楽しめました。 ※尾鷲おひなさままつりは3月9日(日)迄 開催中 ・天満荘は3/1〜3/2迄 ・夢古道おわせは3/9迄 ・椿茶屋は3/7迄 ・中井町通りは3/8迄 それぞれ会場、通りでおひな様を飾ります。
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昭和30年代のひな人形(この時まではおひな様の頭の飾りが金の装飾など豪華だったとのこと) |
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一挙に並べられて圧巻の昭和40年代のひな人形(40年代以降はおひな様の頭の飾りが派手でなくなったとのこと) |
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