2月11日(月)、紀北町紀伊長島区東長島公民館に於いて、「かげ絵で楽しむ漁師町の民話」が行われました。 会場には紀伊長島区近隣の小学生と父兄ら約80名が集まり、地元に伝わる民話「たかぼっさん」や「湊治郎左衛門とかんからこぼし」の上演と影絵遊びで楽しみました。 今回の公演は三重県ささえあいクラブモデル事業の支援を受けて、「古道魚まち歩観会」が主催、地元で影絵を楽しむグループ「かんからこぼし座」(座長=東佐知、大人4名・子ども10名)がはじめて一般公開したもの。 午後1時30分より、紀北町教育長小倉肇先生による「長島に伝わる民話」のお話の後、紀伊長島に古くから伝わる民話を上演した。 第1部「たかぼっさん」を座長・東佐知さんのナレーションで上演。 10分間の休憩の後、「影絵で遊ぼう」では、家庭にある、トイレットペーパーやソロバン、扇子、携帯電話等の影をスクリーンに映し出し、参加した子ども達に当てさせるというもので、普段見慣れたものでも違った角度から、しかも影で見るとなかなか当てにくく参加した子ども達は大きな声で答えていました。 第2部の「湊治郎左衛門とかんからこぼし」では、「まんが日本昔ばなし」の語り手・常田富士男さんのナレーションCDに合わせて公演した。 今回の2作品の他にも紀北町にはたくさんの民話があるので、今後の「かんからこぼし座」の活動に期待したい。
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地元で馴染みある民話「湊治郎左衛門とかんからこぼし」の上演。 |
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上演に先立ち、小倉教育長から「長島に伝わる民話」の話があった。 |
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「影絵で遊ぼう」では、会場の子ども達との交流があった。 |
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今後の「かんからこぼし座」の活動に期待したい。(座長の東佐知さん) |
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