2月3日(日)午前10時から、節分の日にちなんだイベント「鬼フェスタ2008 in 熊野」が鬼伝説が残る鬼ケ城の千畳敷、鬼ケ城センターを使って開催されました。 今日はあいにくのお天気で小雨模様でしたが、午前10時から会場で元宮太鼓の演奏やソーラン踊りがおこなわれ賑やかな音楽と元気な踊りが繰り広げられていました。 会場では、観光物産展や第18回「くまの観光土産物産推奨コンクール」、平成19年度郷土料理コンクール、第2回「熊野モノづくり大賞」などもおこなわれており、観光物産展では地元12業者社が出店し熊野の特産品を販売、第18回「くまの観光土産物産推奨コンクール」では16事業者が市木木綿タオルや和菓子、ガラスアクセサリー、竹細工亀、熊野神川ほしいも、美熊野牛カレー、熊野古道グッズ、お菓子、那智黒石など31点を出品していました。 郷土料理コンクールでは、試食ができることもあって人気で、14作品がならんだ中から人気投票によって入賞作品を決めました。この地域にある食材を活かした料理は、それぞれの職人さんが趣向を凝らし試食と同時に「美味しい〜〜」といった歓声も聞かれました。いかの塩辛、むらさき芋の羊羹、さんまと新姫(熊野だけのみかんの品種)を使ったお料理、焼きさんまの姿すし、あしたばのパンやジュース、だいろくめはり(大きなエビが入った大きなめはり寿し)など見て食べて楽しめました。 熊野モノづくり大賞では、グラスアートやステンドグラスパネル、家具、ガラス製品、那智黒製品など凝った作品や素材を活かした作品を楽しめました。 今回の鬼フェスタ2008のメインでもある、鬼ケ城千畳敷でおこなわれる厄払いご祈祷は、午後0時30分から宮司さんによりおこなわれ、応募した157名が厄払いのご祈祷を受けました。 ご祈祷が終わると、元宮太鼓の演奏とともに3人の鬼が入ってきて、豆まきがおこなわれました。しかしここは鬼が住んでいたとされる鬼ケ城、かけ声は「福は内」のみでした。 たくさんの豆がまかれる中、逃げ回る鬼に向かって「福は内」の声が響きました。 その他に、世界遺産を歩こう!スタンプラリーも開催されており、花の窟神社を出発し松本峠を越えて、鬼ケ城へのコースを15名が参加して楽しみました。 募集していた「鬼」を題材にした川柳には、20の募集があり読むと思わず笑ってしまうものがいくつもありました、一例を出すと「妻が待つ 我が家はいつも 鬼ケ城」など鬼と奥様をかけた川柳が目立ちました。 午後2時には、大餅まきがおこなわれ、大勢の人が餅まきを楽しみ第1回目の「鬼フェスタ2008 in 熊野」が終了しました。
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