第8回みえ熊野学フォーラムが名古屋市東区の中電ホールで開催されました。 東紀州観光まちづくり公社理事長の伊藤尾鷲市長の挨拶のあと、アトラクションとして熊野市飛鳥町の神山区に伝わる熊野市無形民俗文化財「ジャジャツク盆踊り」が地元保存会によって行われまず、右に梵鐘・左に太鼓据えてそれを一人で打ち鳴らす芸能「ジャジャツク」が披露されその後、ジャジャツク盆踊りとして地元に伝わる「大和甚句音頭」「甚句音頭」「ミツ拍子音頭」の3つの踊りのうち「甚句音頭」「ミツ拍子音頭」が披露された。 13時30分からは基調講演として旅の文化研究所所長で民俗学者の神崎宣武 氏が「山のカミ、森の精霊―熊野と伊勢をつなぐ道」を演題に講演され、もともと日本人の自然信仰として「山のカミ」がありその後に広まった仏教や神道の中にもうまく取り込まれたことなどと伊勢、熊野信仰との関係についてユーモア有る語り口で解説いただきました。 その後、14時50分からはパネルディスカッションが行われみえ熊野学研究会運営委員長で紀北町教育 長の小倉肇氏をコーディネーターに東紀州・熊野に思い入れのある3人のパネラーが熊野古道や東紀州地域の魅力について体験談を元に話されました。 ※パネラー 櫻井 治男 氏(皇學館大学社会福祉教授) 平野 俊 氏(中京女子大学研究員・作家) 中田 重顕 氏(みえ熊野学研究会運営委員・作家)
動画のURL:http://kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=248
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民俗学者の神崎氏が白板を使って分かりやすくユーモアある語り口で講演されました |
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フォーラムではパネラーが各自の熊野への思い入れを語りました |
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