13日、紀北町紀伊長島区で長島神社祭礼「船だんじり」が行なわれました。 江戸時代から続く大漁祈願の伝統行事で、長島町漁業協同組合が長島神社祭礼に合わせて奉納している。 この日は、強い北風が吹くものの、陽射しに暖かさを感じる好天に恵まれ、約2,500人の見物客(尾鷲署調べ)でに賑わいました。 「船だんじり」には、漁業組合員や男子小中学生25人ほどが乗り込み、船上から布製のカツオで「カツオの一本釣り」を披露。餌に見立てた”あめ玉”を勢いよく撒き、見物人達が奪い合った。 「船だんじり」に先立って、午後1時より、婦人会や子供会ら約250人による道中踊りが先発し、その後、「船だんじり」が出発するまでの間、東紀州踊走会30名がよさこいソーラン踊りで訪れた人達を楽しませた。午後2時30分に「船だんじり」が長島漁港を出発、魚町の辻辻で威勢の良い「ちょ〜さじゃ〜!」の掛け声が響きわたり、魚に見立てた観衆に向って飴が撒かれた。 「船だんじり」が長島神社境内に到着すると餅まきが行なわれ祭りを締め括った。
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魚に見立てた観衆に勢いよくあめ玉が撒かれカツオの一本釣りが再現される。 |
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「船だんじり」が出発するまでの間、東紀州踊走会が若さ溢れるソーラン踊りで観客を楽しませた。 |
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「船だんじり」前日の12日には、長島漁港にて恒例の港市が開かれていた。 |
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