2007年11月23日(金)〜25日(日)の3日間、第6回 日本山村会議が三重県南牟婁郡御浜町で「15年後のわたしの暮らし」〜熊野の恵みをかてに〜が開催されました。 この日本山村会議へ参加した方は、秋田県、福島県、東京都、京都府、愛知県、滋賀県、再為券、新潟県、群馬県、熊本県など全国から約80名が訪れ、地元スタッフ、参加者を含め約130名で御浜町を中心に1日目(23日)御浜中央公民館で基調講演、取り組みの発表など、2日目(24日)フィールドワーク、3日目(25日)分科会まとめ発表がおこなわれました。 11月23日(金)午後2時〜午後6時30分、御浜中央公民館で開会行事が始まりました。 ◆基調講演 民族文化映像研究所所長 姫田忠義氏による「外からみた熊野と内なる熊野の出会い」〜広大な黒潮の地、七里御浜で〜 ◆映画上映 「からむしと麻」 ◆福島県昭和村参加者によるバンド演奏とカスミ草ブランドの村となった取り組み発表 適正前処理・品質管理とバケット低温流通 福島県大沼郡昭和村 昭和花き研究会 菅家博昭氏 産地の概要、作型と品種、採花後管理とバケット出荷、産地フェアの開催、今後の課題 ◆関西学院大学・京都大学等による熊野地域合同社会調査発表 調査を通した地域との交流・協働(概要)合同社会調査実習10年の体験と経験から 千里金襴大学 寺口瑞生氏、京都大学 江南健志氏 1.実習という交流 ●奥熊野、東紀州地域との出会い ●合同実習という方法 ●コーディネーターとサポーター 2.実習という実践 ●チューター&ドライバー稼業 ●学生の欲望と地域の困惑 ●山村を学ぶということ 3.実習と協働 ●地域に学ぶ ●地域を拓く ◆熊野鬼城太鼓による和太鼓演奏 11月24日(土) フィールドワーク、分科会 午前9時から〜午後4時頃まで 分科会ごとに分かれフィールドワーク 1.園芸療法について 園芸療法と園芸福祉のすすめ! 2.食について 熊野特産さんま寿司作りなど 3.林業について 七里御浜海岸を望む浅間山散策と記念植樹及び間伐体験 4.「年中みかんのとれる町」の農とくらし JA選果場、ジュース加工場、有機栽培の梅園見学(剪定体験)や完熟みかん収穫体験 5.熊野川川下り 世界遺産、川の参詣道、熊野川を三反帆(帆かけ舟)で巡る 6.町内めぐり 熊野古道をサイクリングで散策 7.基層文化とは何か 名古屋大学 教授 小田雄三氏 午後4時ごろより 分科会まとめ作業(熊野少年自然の家) 午後7時 夕食・交流会 11月25日(日) 分科会のまとめ発表 【場所】熊野少年自然の家(熊野市) 【時間】9:00〜11:00
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「年中みかんのとれる町」の農とくらしフィールドワーク |
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