9月27日、生協おわせ診療所で当所デイケアのお年寄りを対象に、インドの楽器「シタール」のミニコンサートがありました。 演奏は今年5月より尾鷲で活動されている、名古屋出身の石原淳宏さん 1曲目はヒマラヤ地方の民謡を、2曲目は即興演奏を披露し30分ほどで終了。 20名ほどのお年寄りは珍しいシタールの音色と、日本の民謡や童謡にも通じるメロディーを聴きながら、すごくリラックスした様子でした。 シタールはギターより少し大きいサイズで、半球型の胴体の原料は日本人にはなじみの深いかんぴょう【ゆうがお】の実をくり抜いて作ってあります。 音色は琵琶の音によく似ており、弦は二段に張られており上の段が演奏弦で5弦,下の段が共鳴弦で12弦。 上の5弦を引くことにより,下の弦が共鳴し、独特な音色を発します。 シタールの音色は中国奥地の喉を使った発声方法のホーミーや、複数人のお坊さんが読むお経にも通じるものがあるように思います。 石原さんは現在尾鷲に音楽工房「沈香庵」を開設しており、さまざまなイベントや寺社行事等での出張演奏を行っております。 また神事や祭礼、伝承を題材に新たな楽曲の製作なども行うそうです。 お気軽に声をかけて下さいとのことです。 ◆お問い合わせは 音楽工房「沈香庵」 石原淳宏(いしはら あつひろ) 三重県尾鷲市北浦町9−18 IP電話 050−3465−2316
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