紀北町紀伊長島区出身の陶芸家、中西紀和(なかにしのりかず)氏の作陶展が紀伊長島駅前のふれあい広場マンドロにおいて9月12日〜17日まで開催されました(故郷では初の個展)。 黒を背景に心情風景を表したというそれぞれ色づかい、形、大きさが異なるつぼ状のオブジェが林立する様子はまるで“キノコの森”でありとても幻想的な気分を味わいました。 レポーターが訪れたのは最終日の午前でしたが、評判を聞きつけた方々が多数訪れて盛況でした。 また中西氏を献身的に支えておられる久美子夫人が来場者に懸命に案内を作品の説明をされている姿にも感銘を受けました。 ※中西紀和(なかにしのりかず) 1954年紀伊長島生まれ。現在、三重県鈴鹿市在住。学校卒業後、料理の道に入るが度重なる病に阻まれ断念。現在は右半身マヒと失語症が残る。 4年間にリハビリを兼ねて始めた陶芸がきっかけで社会福祉法人青山里会の施設「才山工芸村・陶工房」(四日市市)訪れる。そこで同工房の顧問である陶芸家 林克次氏に直接指導を受けるようになり独自の感覚と手法で陶芸の世界を追求する。 現在、同工房を拠点に夫婦二人三脚で制作に励んでおられます。
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展示会は盛況で多数の方が訪れました(17日10時頃) |
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