農山漁村地域の「郷土食」や「農林漁業」などを通じて都市住民と交流する「グリーンツーリズム」の取組みが全国で展開されています。 そこで三重県ではグリーンツーリズムに関する情報を共有し、三重県内で広く連携しながらグリーンツーリズムを進めるため、「三重グリーンツーリズムシンポジウム」を尾鷲市 三重県立熊野古道センター映像ホールで午後2時から開催されました。 午後2時からグリーンツーリズムの第一人者で東洋大学教授の青木辰司氏の基調講演「グリーンツーリズムの本質的意義と今後の展開」がおこなわれました。 青木辰司氏は、グリーンツーリズム研究の第一人者であり、グリーンツーリズムの本質的な意義や、グリーンツーリズムの現状と課題についての講演がおこなわれました。 講演後、NPO法人日本グリーンツーリズムネットワークセンター 川口伸也氏より熊本県山江村の10市町村の広域連携にによる取り組みについて紹介がおこなわれました。 事例発表では、丸太智則氏(尾鷲市新産業創造課)、松井まつみ氏(NPO法人天満浦百人会副理事長)による「地域資源をいかしたまちづくり」と題して発表がおこなわれ、続いてNPO法人ふるさと企画舎 田上至氏より「ふるさとへの想い」と題して発表がおこなわれました。 予定されていた終了時間を越えて、参加者の方々は熱心に「グリーンツーリズム」について学び、多くの事例はとても参考になったという感想が聞かれました。 主催:三重県 共催:東紀州観光まちづくり公社 三重県農水商工部農山漁村室ふるさと振興グループ
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