紀北町海山区中里にある海山郷土資料館では「夏休みミステリー展」と題し、8月5日(日)から8月25日(土)まで開催しています(会期延長の可能性あり)。 このミステリー展は、お化けの展示やミステリーツアーでもなく、何が展示されるかわからないという意味の「ミステリー」だそうです。 海山郷土資料館の収蔵庫には、普段あまり陽の目を見ずに収納されている歴史的、文化的資料や民具などがたくさんあります。たまには、虫干しをかねて展示をしていこうという企画展です。 現在は、明治20年当時の旧船津村地内の馬瀬村、上里村、河内村、中里村、船津村の古地図(カラーコピー)の展示がおこなわれています。本物の地図はかなり痛んでおり(展示をじっと見るとわかります)コピー展示となったそうです。 展示物は入れ替わることもあり(それもミステリーの一つです)、時々足を運んでみるのも楽しみの一つかもしれません。 他に、古い教科書と現代の教書が展示されており、今と昔の違いを見て取ることができます。 資料館の四季と題した写真展もあり、資料館の敷地内に植えられている100種類の植物の中、美しく花を咲かせた写真など10点ほどが展示されていました。 お盆に帰省したとき、あらためて郷土のことを、たとえば地元に居る人と一緒に知ってみるのもいいかもしれません。夏の美しい緑に覆われた時代を感じさせる建物の美しい姿もとてもいいものです。
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古地図、今の町を思い浮かべてだぶらせてみましょう。 |
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古い教科書、この反対側に新しい今の教科書も一緒に展示。 |
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