28日(土)紀州路の夏の風物詩“燈籠祭”が紀北町の長島港で行われ、祭りは夏休みを利用した帰省客や家族連れら多くの人で賑わいました。 午後3時より長島漁業組合前の燈籠“夢”広場において、ピエロバルーンや輪投げ、パターゴルフ、街燈籠の作成が行なわれました。 また、構内に設置されたイベントステージでは、町内外より集まった、5つのグループによるバンド演奏が行なわれ、α大橋下のパフォーマンスステージでは、紀北地区の6つのよさこいソーラングループによるよさこいソーラン踊りが披露されました。 午後5時より、パフォーマンスステージよりイベントステージまで、招福煉りが行なわれ、恵比寿・大黒の中燈籠を乗せた寶船に七福神に扮した実行委員会メンバーが乗り込み、地方車を先頭に東紀州踊走会が若さ溢れるよさこいソーラン踊りで煉りを先導し、途中3ヶ所で踊りを披露、寶船の七福神から、1万個を越えるあめ玉が観客に向けて投げられた。 午後6時からは、メインステージでオープニングセレモニーの後、PARDYROOPによる、レゲエダンスパフォーマンス、東紀州踊走会による、オープニングソーラン踊り、芸能集団“賀楽多”による笛と太鼓の演奏、スウィングミヤマによる吹奏楽の演奏、孫太郎太鼓の演奏とつづき、7時30分より、乱舞煉りと手筒花火がメインステージのイベントを盛り上げた。 午後8時、オープニングスターマインで花火プログラムがはじまり、8時20分、煌びやかに電飾された、寶船に乗った七福神の巨大燈籠が登場、約10分間に渡る花火との競演で会場は最高潮に達した。 8時52分燈籠祭大仕掛けで祭りを締め括った。 日没より祭り終了後に渡り、町内の家庭では、軒先に設置された街燈籠に灯りが灯され、会場への行き帰りの足下を照らし、祭りの雰囲気を盛り上げた。
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海上浮かぶ、全長13m・高さ11mの大燈籠『寶船』と全長4.8m・高さ3mの『紀伊長島恵比寿と海山大黒』 |
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招福煉りのパレードで会場を盛り上げた、東紀州踊走会 |
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会場までの道のりをやさしく照らす街燈籠が祭りの雰囲気を盛り上げる |
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