本州最南端である和歌山県東牟婁郡串本町で、同町内の有田漁港を基地に10日(日)、船からのルアーフィッシング大会 第12回潮岬オフショアトーナメントが開催され、熊野市内のオフショアスポーツフィッシング同好クラブ ”チーム らんでぶぅマリン”からの参加メンバーが上位入賞しました。 同トーナメントには、関西・中部方面より50名が参加。対象審査は、シイラと他魚の2部門で重量を競い、今大会2本しか釣れなかったシイラの部では熊野市の新谷淳之介さん(27)が、トーナメント終了間際に釣り上げた5.7キロで2位との差、わずか50グラムと僅差の中で見事優勝。この部門、当地方からは一昨年優勝の同市内 井奥さんに続いての快挙。競技終了後行われた表彰式では、「このトーナメントは初めての参加でしたが、チーム らんでぶぅマリンの皆さんの日頃の助言のお陰です。同チームのメンバーとして参加出来て光栄です」とスピーチ。 他魚の部では、紀宝町の松尾隆一さんが82センチ、6.05キロのメジロを釣り上げ堂々の2位入賞しました。 「2人も上位入賞した事は、撒き餌さ禁止海域の当地・熊野市における自然にやさしいルアーフィッシングのレベルの高さをアピール出来たのでは」と同チームリーダー の奥地皓孝さんが語り、宇井晋介・実行委員長は「シイラには厳しい条件だが、その分、底物等がよく釣れました。一日の大会でこれだけの大物が揚がるってのが南紀の魅力ですね。」と講評した。尚、他漁の部1位は京都からの参加者で16.5キロのヒレナガカンパチを釣り上げた。 尚、熊野市遊木漁港においても、昨年に引き続き 東紀州ジギングトーナメント in くまの実行委員会主催によるルアーフィッシング大会が今秋行われる予定です。 ◆関連リンク 紀東・熊野ジギングポータルWeb らんでぶぅマリン 三重海区漁業調整委員会によるルールを守って楽しい遊漁(PDFファイル) 潮岬オフショアトーナメント
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他魚の部で2位になった南牟婁郡紀宝町の松尾隆一さん |
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熊野市内のオフショアスポーツフィッシング同好クラブ。”チーム らんでぶぅマリン”からの参加メンバーと同トーナメント実行委員長の宇井晋介氏(青服) |
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