5月17日(木)熊野市民会館(熊野市木本町)で、午後1時30分より「全国歴史の道会議 三重県大会」が開催されました。 会場には、熊野古道に関る地元関係者や、行政関係の方々、一般の方々が集まり、熊野参詣道伊勢路の歴史や、ここでの取り組み事例から、熊野参詣道伊勢路の未来を探ることを目的に基調講演、事例報告などがおこなわれました。 ◆プログラム 13:00〜13:30 受付 13:30〜13:45 開会行事 13:45〜14:35 記念講演 塚本明氏(三重大学教授)「熊野参詣道と江戸時代の道中記」 14:35〜14:55 事例報告1 三重県政策部「三重県立熊野古道センターについて」 14:55〜15:15 事例報告2 花尻薫氏「熊野古道語り部友の会の活動」 15:15〜15:35 事例報告3 谷上嘉一氏「川の道『熊野川』の活用について」 15:45〜16:05 事例報告4 速水亨氏「森林の保全管理と古道」 16:05〜16:35 基調報告 小野健吉氏「歴史の道の整備と文化的景観」 ◆全国歴史の道会議 三重県大会の主旨 古来、道は人々が交流する舞台です。その沿線にのころ歴史的・文化的遺産を総称して「歴史の道」と呼んでいます。三重県では昭和55年度から同61年度にかけて、文化庁補助による「歴史の道調査事業」を実施し、基礎資料の作成を行いました。平成9年度から同12年度にかけて「歴史の道活用整備事業」を実施するなかで、その有効な活用に関する議論を深めてきました。平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産として登録され、「熊野参詣道伊勢路」が改めて脚光を浴びています。 今回は三重県で、熊野参詣道伊勢路をテーマとした「全国歴史の道会議」を開催します。熊野参詣道伊勢路の歴史や、ここでの取り組み事例から、熊野参詣道伊勢路の未来を探ります。
|
ロビーでは、熊野古道関係の写真展やパンフレットの配布がおこなわれました。 |
|
|