4月30日、心地良い汗を感じる快晴の中、熊野市内外より35名が参加し熊野市指定文化財 史跡 遊木のろし場跡と 絶景 丹羽の平 へのハイキングが行われました。 このイベントは、歴史ロマンに触れ合い絶景の中でのお弁当や森林の中で心身をリフレッシュするのと、史跡整備など遊木町におけるまちづくり協議会(浜中光会長)による事業の取り組みの様子を見てもらおうと遊木わいわい有志の会(西口節久代表)が開催したもの。 午前10時に遊木漁民センター前を出発し遊木の城跡を経由してのろし場跡へ。途中、静の川休憩所でさんさんと流れ出る山清水で汗を流したあと、癒しの空間休憩所で眼下に広がる新鹿湾大崎半島を一望した。のろし場跡へ到着後、3基ののろし台を見学。遊木のろし場跡保存部会の浜口安徳 部会長が幕末期当時の概要を時折ユーモアを交えて分かりやすく案内説明した。 その後ちょうどお昼頃に再びの空間休憩所に到着し、眼下一面に広がる熊野灘を一望しながら参加者各々持参したお弁当に舌鼓を打った。 休憩の後、一行は絶景ポイントの丹羽の平休憩所へ。富士山遠撮で有名な熊野市内在住のアマチュア写真家・京本孝司 氏も同行。3年前の6月、丹羽の平から富士山の遠距離撮影に成功した場所に到着すると、当時のエピソード等を撮影した写真とコンピューターで算出された同地点における富士山のシュミレーション画像も交えた説明に参加者一同興味津々と聞きいった。 帰路、遊木光明寺境内にある熊野市指定準文化財 (有形民族文化財)石造円筒形 嘉永の津波供養搭を見学し午後2時半散会した。 紀宝町から参加した福本さんは、「昨年に続き、今年で2回目の参加です。ハイキングの楽しさと共にスタッフの方達との笑いの絶えない道中で、心身ともにリフレッシュした気がします。次回も開催してください」と語った。 尚、同のろし場跡についてのお問い合わせは 浜口理髪所 (電話0597−87−0728) 浜口安徳(はまぐちやすのり)まで。 ◆関連リンク 熊野市教育委員会 遊木わいわい有志の会
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癒しの空間休憩所で眼下に広がる新鹿湾大崎半島を一望 |
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富士山遠撮画像を片手に説明のアマチュア写真家・京本孝司 氏 |
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