NPO法人熊野スローライフ協会主催による「熊野麦こうじ味噌塾」が熊野市神川町柳谷の岡平味噌加工場で3月18日(日)午前9時からお天気にも恵まれおこなわれました。 大人から子どもまで20名の参加があり、スタッフ、岡平味噌加工場のみなさんも加わり30名以上の賑やかな「熊野麦こうじ味噌塾」となりました。 神川町柳谷は、熊野の山奥にあり4軒しか家がない小さな山里です。 最初に岡平さんから、お味噌の説明がありました。お味噌には米味噌、麦味噌、豆味噌の3種類があり、岡平味噌は麦麹でつくる麦味噌です。始めに1時間程前から煮ている大豆のあく取りをみんなでおこないました。白い大豆のアクは、弾力があり不思議な感触です。大人も子どもも真剣にアク取りをおこないました。 そして、昨日煮込んだ大豆をミンチ状にしたものと麦麹と塩、大豆を煮た汁を専用の機械で混ぜる作業です。麦麹の臭いがきつく子どもたちの中には鼻をつまむ子も! 一通りの加工を見終わると、豊かな自然の中にある小川近くでお昼の天ぷら用のフキノトウを取りました。そして岡平さんのクレソン田でクレソンを収穫、お昼のごちそうに向かってみんなで準備をしました。 羽釜で炊き上げた古代米とお米のご飯、ざいしょ汁にみんなで摘んだばかりの春の野草てんぷら、そしてこんにゃく芋と木灰で作ったこんにゃくと贅沢な昼食をみんなで楽しんで「熊野麦こうじ味噌塾」を終えました。 ◆平成18年におこなった「熊野麦こうじ味噌塾」
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