2月20日(火)午後6時30分より南牟婁郡紀宝町の同町福祉センターにおいて熊野県民センター主催による”平成18年度紀南地区NPO(非営利活動市民団体)交流会”が行われ、大小専門分野を問わずこの地域のNPO団体(非法人を含む)、地域活性化グループ、個人、および県、市、町関係者ら約50名が参集し開催されました。 まず、開会の挨拶として三重県熊野県民センター県民防災室の内藤一治室長今年度から同センターでは「紀南地域NPO担当者会議」を設置し、市町・社会福祉協議会とともに当地域でのNPOの活動推進、ネットワークづくりに向けた取り組みを説明。 次に、2団体による地域貢献促進事業報告会が行われ、まずはじめにNPO法人こどもステーションくまのの田岡理事長より同NPOの取り組みとして乳幼児子育て支援事業として助産師を招いての「ベビーマッサージ指導」や「子育て講演会開催」、「子育て支援演劇舞台開催」ほか多彩な活動を報告されました。 TEAM ORANGER’S (チーム オレンジャーズ)の和田代表より毎夏、「道の駅」 パーク七里御浜(ピネ)前のふれあいビーチやしの木広場での「七里御浜音楽祭」について、プロミュージシャンによる熊野古道世界遺産登録を記念したオリジナル曲の「熊野の響き」や翌年「君に見せたい道がある」を紹介。回を重ねる都度大勢の皆様にお集まり頂き昨年は4000名の皆さんがコンサート、太鼓やソーラン踊りの演舞、アマチュアバンドコンサート等で真夏のひと時をお過ごし下され、年々規模の増大に伴う主催者側としての苦労や、それバネに益々芽生える仲間との清々しい連帯感を得た事、また地域活性化の一助に更なる飛躍をと今年も開催される事を報告されました。 続いて、米山哲司 松阪市市民活動センター長(NPO法人Mブリッジ理事長)による「市民活動センターについて」と題した講演があり、「人、文化、環境がお互いにつながり合うことが地域づくりの原点であり、地域住民の思い、願いがその町を彩る」「活性化に向け自ら地域での課題を見出し対処していくこと」「自分達の町は自分達でと思うふるさと郷土を愛する心が大切」と話されました。 そのあと、参加者全員が8組のグループに分かれ自身の団体の活動説明や活動を通じて実感したことなど相互に述べ合い意見交流ののち各グループ代表より意見集約発表し、最後に講師の米山氏より「どうかこれからも皆さんが感じ思った事を色々見つけて各分野での”楽しい”活動を願います」と締めくくられました。 関係リンク ●熊野県民センター ●『熊野の響き』 ●松阪市市民活動センター
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活動報告するNPO法人こどもステーションくまのの田岡理事長 |
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同じく報告するTEAM ORANGER’S (チーム オレンジャーズ)の和田代表 |
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講演講師の米山哲司 松阪市市民活動センター長(NPO法人Mブリッジ理事長) |
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