2月16日(金)午後7時から御浜中央公民館で、 昭和34年制作 東映児童劇映画「道」上映会が昨年12月6日に熊野市民会館に引き続き開催されました。 熊野市民会館と同じように御浜中央公民館も満員となり、700席が埋まり会場が熱気に包まれました。 最初に上映実行委員長を代表して会長の福村直昭さんからの挨拶があり、その後当時国鉄バス紀南線の運転手として長い間矢ノ川峠を越えられていた久保芳治さんと、この映画を探し出した発起人の杉谷俊明さんのパネルトークがおこなわれました。 パネルトークでは、熊野市民会館では見られなかった貴重な写真を見ることができ、矢の川峠について詩や旅行記を残している吉川英治にスポットを当てました。 当時の矢の川峠が主要道路として、どれだけ大切だったかわかる貴重なパネルトークとなりましたし、久保芳治さん(87歳)のお話は、ユーモアがあり、会場から笑い声が何度もおこりました。 御浜中央公民館でも当時を懐かしむ人、子どもにも見せようと親子連れで来た方が目にとまりました。 歴史の中に消えてしまった「矢の川峠」だが、今も地域の人の心の中にしっかりと記憶され、愛されていることが感じ取れました。 次回は、尾鷲市民文化会館で3月16日(金曜日)PM6時会場,PM7時開演が予定されています。 ●熊野市民会館での上映(2006.12.6)
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2階ロビーのパネル展示、懐かしい写真に見入る人たち |
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お客様を迎える福村直昭さん、久保芳治さん、杉谷俊明さん |
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