1月28日(日)12:00から熊野市保健福祉センター(熊野市井戸町1150)で第5回 食育フォーラムが開催されました。今回の食育フォーラムは、「五感をつかった食育体験ツアーにでかけよう!」をテーマに、参加者の大人から子どもまで、食べ物クイズや体験コーナーを通じて、食について楽しく学ぼうというものでした。 会場の熊野市保健福祉センターには事前に申し込んでいた参加者が訪れ、受付で「食育たんけん隊カード」を手渡され、各体験コーナーへと進んでいきました。 モグラトンネルコーナーでは、上に見えている野菜の葉っぱを当てるコーナーで、上に出ている部分を見てもわからない野菜は、トンネルの中にはいると名前が書いたカード、根っこの部分が見れて、その野菜がわかるといった仕掛けのもの、子供たちに大人気でもぐって遊びながら野菜を覚えました。 目隠し、鼻つまみクイズでは、大人も子どもも目隠しと鼻をつまんで視覚と嗅覚を使えない状態で口にいれられた食べ物を当てるというもの。いつも食べ慣れている食品も見えない、臭いがわからないと、わからなくなるということを体験しました。 他に、シルエットクイズ(これはなんの影?)、ブラックボックス(さわってあてようこれはなに?)、においあてクイズ(なんのにおいかな?)、おいしい木を育てようなどのコーナーでも嗅覚や触覚などを頼りに食品を当てるコーナーでは賑やかな声が聞こえてきました。 体験コーナーでは、石臼で大豆をひいてきな粉をつくることにも挑戦。子供たちは始めて石臼で粉をひくことを体験しました。 他にげんこつあめの実演試食や、自分でみかんを搾って飲むコーナー、地元のおいしいもの物産展(たかな生産組合・くまの佳きもの 他)などもおこなわれており、地元の食を知ってもらったり、三重の安心食材に選ばれている野菜販売コーナーが人気でした。 14:00〜は、絵本の読み語りがおこなわれました。騒いで遊んでいた子どもが静かになり、集中して絵本に入り込んでいきました。 14:30からは、食育座談会。講師に東京こどもの城小児保健クリニック管理栄養士の太田 百合子氏が「食卓から食事を〜家庭でスタート楽しい食育〜」と題して、食事作りは頑張りすぎないこと、ポイントだけを抑えて食べることを楽しみましょうと、和やかな中での座談会がおこなわれました。 最後には抽選会がおこなわれ、地元の野菜・果物などが当たり、参加者約60名が食育フォーラムを楽しみました。 主催:NPO法人子どもステーションくまの、熊野食生活改善推進連絡協議会、地産地消ネットワークみえ・熊野、三重県熊野保健福祉事務所、熊野農林商工環境事務所 協力:紀南健康長寿推進協議会 健康づくり部会
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東京こどもの城小児保健クリニック管理栄養士の太田 百合子氏 |
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