みえ熊野学巡回講座が、1月19日紀宝町役場2階会議室にて開催されました。 講師には元三重県職員で、みえ熊野学研究会事務局の東紀州地域活性化事業推進協議会事務局長として、かつては会の設立にもご尽力された 岩田 昭人氏をお迎えし、「愛すべき熊野灘の魚たち」と題して魚にまつわるお話や、尾鷲県民センターのホームページで毎日更新している「一日一魚」についてのお話をしていただきました。毎日魚市場に足を運び20年、「一日一魚」を始めて5年1200回の豊富な知識をもとにしていただいたお話に、48名の参加者は驚きや新発見もあって大変興味深く聴講していました。今回お話していただいた内容は、3月下旬に発刊予定の「みえ熊野の歴史と文学シリーズ」第7号で詳しく書かれておりますので、発売を楽しみにお待ち下さい。 今回をもちまして、平成18年度 みえ熊野学巡回講座全5回はすべて終了いたしました。 昨年を上回るご参加をいただきまして、ありがとうございます。 この後、みえ熊野学研究会は2月3日に東京・明治大学にて「みえ熊野学フォーラム」を開催して参ります。200名の定員を上回る申込みをいただき、受付は締め切らさせていただきました。たくさんの申し込みありがとうございました。 講座の様子 また、みえ熊野学研究会では昨年10月から都市部の方に東紀州・みえ熊野の魅力を理解していただき、知っていただこうと、名古屋栄・中日文化センターとの連携により「熊野古道伊勢路を旅する」と題して、カルチャー講座を開設しております。前期10月から12月までの講座は30名以上の受講があり、尾鷲・熊野の現地講座も交えて開催し無事終了しました。
1月からの後期講座は20名の受講生で、1月22日(月)には後期第1回が栄教室にて開講しました。2月には紀行講座として1泊2日で古道ウォークと花の窟神社大祭お綱かけ神事に参加します。 中日文化講座については下記のとおり。 ●前期 10月23日(名古屋) 『世界遺産・熊野古道の魅力』 講師 三石 学(みえ熊野学研究会研究員) 11月27日(尾鷲市) 『熊野古道馬越峠ウォークと古道薬草料理講座』 講師 薬草ガイド:垣内昭子・西尾寛明(熊野古道伊勢路語り部友の会) 料理講座:塚原右己・澤田 智希子(三重県紀北調理師会) 12月18日(熊野市) 『熊野古道・伊勢路の観音信仰と石仏』 講師 花尻 薫(熊野古道伊勢路友の会会長) ●後期 1月22日(名古屋) 『風水から見た熊野』 講師 目崎 茂和(南山大学教授・三重大学名誉教授) 2月1・2日(1泊2日熊野) 『熊野の古代祭りを訪ねて』 講師 高木 美千子(紀行作家) 3月26日(名古屋) 『熊野の文学と伝説』 講師 小倉 肇(みえ熊野学研究会委員長
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1月19日みえ熊野学巡回講座「愛すべき熊野灘の魚たち」 |
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