ロボコン全国大会は、全国の高専生たちが、母校の名誉を背負い、学校で学んだ技術と身につけた知力を尽くして競う一大イベントとなっています。近畿大学工業高等専門学校は、11/26に東京都両国の国技館で開催された全国大会において、地方予選を勝ち抜いた国公立の強豪24チームを相手に、東北地区優勝校を破り、ベスト8に勝ち進みました。また全国の優秀なロボットの中で、特に優れたロボットを製作した4校にのみが受賞できる賞の中で、ロボット設計技術に特に優れた学校に授与される「デザイン賞」を受賞しました。 今年のルールは、参加チームは、地域の人たちの協力を得て、あらかじめ自分たちで選定したふるさとの特産品「ふるさとオブジェ」を用意し、それを落とさずに、堀、シーソー、スラローム、縄跳び3回などの障害をクリアしてゴールまで「ふるさとオブジェ」を運ぶ競技です。 「ふるさとオブジェ」の製作は、喜多裕史さんに依頼し、地域ポータルサイト「くまどこ」を運営するNPO東紀州ITコミュニティの協力をえて、製作しました。 材料や小道具の協力は、那智黒石工房 仮谷梅管堂さん、三重県さんのご協力をいただきました。 「ふるさとオブジェ」は、「自然の美しさや観光」を特産品として運びたいので「七里御浜の鯉のぼり」をテーマに獅子岩や七里御浜のオブジェを作りました。砂は本物の七里御浜の砂を使い、熊野市でしか取れない那智黒石も粉末状態のものをいただいて、オブジェ製作に利用しました。 選手メンバーとピットクルーメンバー ●選手 山川 正志 5年 黒山 裕紀 4年 大塚 晃生 3年 ●ピット 栗原 匠実 5年 濱口 竜一 3年 端地 広幸 3年 平松 圭太 2年 阪口 雄也 2年 なお、今回の全国大会の模様はNHK総合テレビにて12月30日(土)放送です。 関連リンク ●近畿大学工業高等専門学校 ●高専ロボコンのホームページ
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