くまの手仕事展「木と布と陶のある暮らし』が平成18年10月20日(金)から10月22日(日)まで、熊野市木本町記念通りの「きのもと会館」で始まりました。 早速初日にお伺いをしました。平日だというのに会場には次から次へと人が訪れ、三名の作家による作品展を見ていました。 この「くまの手仕事展」は、木工の竹内健悟さん(工房kigumi)、市木木綿の向井浩高さん(向井ふとん店)、陶器の畑中伊紀さん(馬明窯)の3名の作家による作品展です。 展示会場にはたくさんの木工作品、市木木綿の作品、陶器の作品があるのですが、この展示会は3人のコラボレーションによるものなので、木工作品の机の上に、市木木綿が敷かれてあり、その上に陶器の作品が置かれているという工夫というか、自然な配置が気持ち良く、作品が家庭に入った時のインスピレーションをかき立てるような配慮があります。 個展などのイメージである堅苦しさがなく、生活感を感じながらも作品としての素晴らしさを十分感じます。 木工作品もテーブル、椅子、机、皿、スプーン、イヤリングなど、市木木綿は座布団、ぞうり、枕、こたつ布団、お手玉など、陶器は急須、碗、皿、コーヒーカップ、壷など、多彩な作品をじっくりと楽しめます。 また作品によっては即売もしており、期間中に売れてしまう場合もあるそうで、早い目に行かないと見られなくなる作品も出るそうです。 熊野市駅から、記念通り商店街へと(駅の改札を出たら左)向かい、商店街入り口近くの駐車場裏手に入り口があります。 お時間のある方は、ぜひご覧下さい。手のぬくもりが感じられる多くの作品が迎えてくれますよ。
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