NPO法人 熊野スローライフ協会主催の「手作りこんにゃく体験」が、10月8日(日)熊野市五郷町湯谷(ゆのたに)でおこなわれました。 秋晴れの暖かな天気に恵まれ、参加者25名(内子どもが15名ほど)、スタッフ約10名と一緒に、熊野の美しい山里「湯谷」昔ながらの家が残る瀬戸さん宅で、外にかまど、薪で火をおこして、こんにゃく作りが始まりました。 最初に瀬戸さんの説明を受け、蒸し上がったこんにゃく芋の皮むきです。手がかゆくなるのでてナイロンの手袋などをはめて、手でこするように剥いていきます。 剥き上がった芋を手で潰したら、石臼に入れて杵で丁寧にすりつぶしてきます。大人も子どもも一緒に作業をしていきます。特に杵でこんにゃく芋をすりつぶす作業が大変で時間がかかります。でもお餅のように力一杯つくわけではないので、小さな子どもも参加できました。 こんにゃく作りと平行して、お昼のご飯、肉じゃが(もちろん最後に出来上がったこんにゃくを入れました)、熊野産松茸のお吸い物(贅沢!秋の味覚の王様!)を作っていきました。 こんにゃく芋にお湯を足しながら適度な固さ、練り上がり具合になると、木灰からとった液を混ぜあわせ練り上げます。 そして子供たちも大人も一番楽しかった、こんにゃくを手で丸める作業です。思い思いの大きさに丸めたり、太こんにゃく(糸みたいに細くできなかった)も作り、沸騰したお湯に通して完成させました。 柚子味噌や胡麻味噌で、刺身こんにゃくとしてまず試食です。「美味しい!」の声があちこちから飛び交いました。 そのままお昼ご飯へと移り、秋の味覚「松茸のお吸い物」や肉じゃが、羽釜で炊きあげたご飯、茶がゆ、サンマ丸干しなどを楽しみながら楽しい時間が過ぎていきました。 みんなでお片づけをして、午後2時頃に終了。今日1日お世話になった瀬戸さんにお礼をのべ、お土産の自分たちで作ったこんにゃくをいただき、熊野スローライフ協会「こんにゃく作り体験」が終わりました。 今後のスローなイベント情報は、NPO法人 熊野スローライフ協会のHPをチェックしてください。
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石臼にこんにゃく芋を入れて杵で丁寧にすりつぶしています |
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