4 月 22 日( 土 )紀南ツアーデザインセンター主催で行なわれたこの企画。 熊野,尾鷲を中心に私も含め参加者7名という少人数にて行なわれました。 熊野の歴史を中田重顕氏の作品を使って検証していくという試みで、時代背景や主人公となる当時の人々の人間像などを中田先生の解説をもとに考察しいきました。 中田先生の小説の一部を御浜町阿田和の坂本さんの朗読で聞くことにより、物語【歴史】の状況がよりリアルに感じられました。 舞台となった場所【旧家や史跡など】を歩き見ることで、今では想像もつかない貧困や差別、弾圧がこの地方にも蔓延していて、そういう歴史の上に現在の平和な時代があるのだと実感しました。 ※ 「キリシタン娘の足跡」のもとになった「浦上4番くずれ」に関しては近日中に東紀州百科事典に掲載したいと思っております。 主催の紀南ツアーデザインセンターがあるのは、地元林業家奥川吉三郎家の旧邸で築120年の建物です。 熊野の旧市街地にあり、旅人の休憩所や情報収集の場として利用されています。 〒519−4323 三重県熊野市木本町517−1 電話:0597−85−2001
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「キリシタン娘の足跡」でキクが最初に送られた五郷町和田の柚木邸 |
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