3月21日(祝)、くまどこの地域レポーターによる「海から見た東紀州の魅力−紀北編」が実施された。船をチャーターして紀伊長島から尾鷲まで航行した。 紀伊長島を出ると見えてくるのは、紀伊長島のシンボル的な赤い橋「江之浦大橋」。別名α(アルファ)橋、通称クルクル橋。紀伊長島港の青い屋根が継ぎ接ぎになっているのには初めて気づいた。11月末に実施した「紀南編」では、海は見渡す限りの水平線。海岸線はどこもかしこも柱状節理で荒い黒潮の影響を断崖絶壁が物語っていた。紀北は海側に目をやると大小の島が点在している。海岸線はところどころ地層が横縞模様になっており、小さな洞窟がたくさんある。定置網がたくさん仕掛けてあり、海に旗やブイが浮かんでいる。漁をしている船もいくつかあった。今回の船は石倉渡船のトイレ付き50人乗りの立派なもの。ゆったり乗ることができて船酔い心配組みも楽しめたが、定置網量の邪魔をしないように洞窟に近づいたり小さな島巡りをするには大き過ぎて残念ながら無理だった。 途中、黒っぽくて頭のところが少し白いラインのようになっている2羽の鳥を発見。声を出す間もなく「え?最近話題になっていたカンムリウミスズメ?」とひとり興奮しただけで、あっという間に飛び去ってしまった。「きっとカンムリウミスズメだわ。貴重な鳥を見ることができたんだわ。」と信じることにした。 浦々を眺め、尾鷲の火力発電所の煙突まで来た。ここから紀伊長島まで引き返す。ベタ凪ぎのクルージングだったが、帰りは少し風が出てきた。それでも波立つこともなく無事終了。今回は海と空の色の区別がつかないような色の曇り空だったが、今度は晴れた日に小さな船で島巡りをしてみたい。 石倉渡船 海から見た東紀州の魅力−紀南編(くまどこイベント報告)
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動画のURL:http://www.kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=161
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