3月25日(土)新宮商工会議所にて「徐福講演会」が行われました。 徐福とは、秦の時代に中国から「不老不死の霊薬」を求めてこの地域に渡来したとされる人物です。この地方に多く自生する「天台烏薬」が探していたものであるということで、新宮市内の徐福公園にもこの天台烏薬の木があります。 この日の講演会では、天台烏薬の研究をされている岡山大学名誉教授 森昭胤氏が講師として招かれていました。「天台烏薬と活性酸素」という題での講演で、活性 酸素というものがどんな作用によって体内で生成されるのか、活性酸素の良い面・悪い面、天台烏薬抽出物と活性酸素に関する研究の現状について話されていました。まだまだ研究が始まったばかりですが、天台烏薬が活性酸素の除去に効果があると証明されたとすれば色んな病気の治療に役立つかもしれない、という趣旨の講演でした。
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