熊野の山里、五郷町湯谷で春を感じたいと企画した「湯谷 春塾」が3月19日(日)午前9時30分より開催されました。 今回の参加者は、32名。大人も子どもも一緒に学び、一緒に準備し片づけをおこなう春塾です。塾の先生は、野山の達人、瀬戸元さんとお母様の嘉代子さんに春の野山のいろんな事を教わりました。 まず最初に、瀬戸元さんと一緒に瀬戸さん宅の回り春の山菜(昼食のおかず)とりです。まず始めに家の横を流れる谷川にあるワサビ田からワサビの花芽を採取。それからユキノシタやアザミ、よもぎ、セリなどの山菜をとって戻りました。 採取した山菜を水で洗い、天ぷらの準備。子供たちは火をおこしたり、天ぷらの準備をしたりといろんなことをお手伝いし、昼食の準備が進んでいきます。 熊野の山里にかかせない茶がゆもつくりました。こちらは瀬戸さんから美味しい茶がゆの作り方が伝授され、参加したお母さんがたから「なるほど」といった声が聞かれました。 また瀬戸嘉代子さんから、花ワサビの作り方を学びました。まずワサビの花芽は湯通しをおこない、砂糖を振ります、そして叩き、手で揉むとお酒好きにはたまらない花ワサビの完成です。 茶がゆが炊きあがり、山菜の天ぷらも出来はじめ、瀬戸元嘉代子さんのお手製「さんま寿し」がならび、まちにまった昼食です。どれも美味しい!!茶がゆやさんま寿しは完食!山菜の天ぷらもほとんどなくなり昼食が終わると、今日最後のお餅つきです。 贅沢にトチをふんだんに入れ、木臼で炊きあげた餅米をつきました。早くつきあげるため大人だけで餅つきはおこなわれました。 子供たちは、つきあがったお餅にアンを入れ丸める作業をおこないました。最初は上手くできなくても数をこなしているうちに名人なみに?! 奥深い山里・湯谷の古い家と美しい野山、谷川の中で自然の恵みをいっぱい楽しんだ1日でした。 最後に瀬戸元さんとお母様の嘉代子さんにお礼をし、湯谷 春塾が終了しました。
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