2月11日(祝)熊野市波田須町で、第3回熊野古道ガイド養成講座(波田須〜大吹峠)が開催されました。講演の会場となった音楽ホール天女座には現役のガイドとガイドを目指す人が70名ほど集まった。 午前中の講演は、東紀州活性化協議会の三石学氏が「波田須の里と大吹峠について」、語り部友の会会長の花尻薫氏が「草花と木の花について」の2つ。三石氏は「波田須は徐福の宮、道標、文字岩、半両銭、薬草、茶屋などなど、見るべきもの学ぶべきものが多い」と、資料を駆使してコンパクトに紹介。おたけ茶屋の「おたけばあさん」が実際に使っていたという銭函も、手にとって見ることができた。花尻氏は実際に植物を持参し、具体的な利用方法や肌触りや質感、食味などを紹介。 講演後には特別に、矢吹紫帆さんによる演奏や、徐福茶屋のオープン記念で舞った獅子舞が披露された。 昼食は天女座のカフェでとる人が多く、絶景を前にガイド同士が交流を深めながらの食事となった。 午後からは現地踏査で、2班に分かれて天女座からオープンしたばかりの徐福茶屋、鎌倉期の古道、西行松跡、弘法大師の御足跡水、おたけ茶屋、文字岩、道標などを見てまわった。
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