1月7日午後5時から、熊野本宮大社の黎明殿で八咫烏(やたがらす)神事が執り行なわれた。この神事は和歌山県の無形文化財に指定されている。 八咫烏とは、熊野の神々の使いとされる3本の足を持つ大きなカラスのこと。八咫烏神事はカラス文字で描かれた午王神符(ごおうしんぷ=お烏様の印が押された御札のこと)の押し始めの神事で、別名「宝印神事」とも呼ばれる。 黎明殿内で清められた午王神符は、柱に押印されたのち、神職によって白紙に押印されて参列した人だけに者に授与される。 昼間は甘酒の振る舞いもあり、参拝客でにぎわっていた本宮も夕方には静まり返り、神事は厳かに粛々と進められた。 熊野本宮大社 八咫烏神事
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